夏の興収予想は『スーパーマン』が最大、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が続く
アメコミ映画の二大巨頭、マーベル・スタジオとDCスタジオが2025年夏に繰り出す期待作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』と『スーパーマン』では、事前興収予測で『スーパーマン』に軍配だ。
米での予測では、7月11日日米同時公開のDC『スーパーマン』は初週末で1.4億〜1.85億ドル、最終的な米国内累計は3.7億〜5.1億ドルに上る見込み。7月25日日米同時公開のマーベル『ファンタスティック4』は初週末1.25億〜1.55億ドル、米国内累計は2.77億〜3.95億ドルとなる予想だ。
『スーパーマン』はすでに米Fandangoでの前売券販売が好調。初速値としては、1.66億ドルを記録した2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と同程度の見込み。また、2025年最大のヒットとなっている『マインクラフト/ザ・ムービー』(1.62億ドル)、『リロ&スティッチ』(1.46億ドル)にも匹敵している。
マーベルは『ファンタスティック4』で引き続きシリーズ人気回復を目指す。5月公開の前作『サンダーボルツ*』は初週末7,430万ドルで米国内累計は1.88億ドル、2月公開の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は初週末8,884万ドルで米国内累計2億ドルだった。『ファンタスティック4』はこれらを更新し、2026年の大作『/ドゥームズデイ』に期待を繋げられるか。
そのほか夏の注目作の初週末予想としては、『F1/エフワン』が5,600万〜7,200万ドル、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が7,000万〜8,000万ドルの予想。現時点では『スーパーマン』が最大となる見込みだが、公開までまだ一月ほど控えているため、予測値は今後も変化する可能性もある。
『F1/エフワン』は2025年6月27日、『スーパーマン』は7月11日、ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は7月25日にそれぞれ日米同時公開。『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は7月2日に米公開、8月8日に日本公開予定。
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