【北海道の週間天気予報】今週から来週は気温高めだが、局地的な大雪に注意 気象予報士が解説/2025年1月6日更新
北海道のあす1月7日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
(冒頭のイラストは、「新年のご挨拶」をイメージ)
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
気温高めだが、局地的な大雪
今週から来週にかけて、北海道付近には次々に低気圧がやってきます。きょう6日も低気圧の影響で雪や雨が降りました。低気圧は「雪雲作るぞ!」と汗をかきながら熱くなっています。その影響で空気が暖められ、極端な寒さにはなりません。
気温は平年並みか高めなんですが、日本海側だけでなく、普段雪が少ない地域でも局地的な大雪に注意が必要です。
これからは道東方面で大雪です。あす7日の午後6時までの24時間に降る雪の量は、知床半島周辺や小清水町、弟子屈町、津別町周辺で30センチ前後、網走、紋別、北見、釧路、帯広周辺でも20センチ前後のまとまった雪になりそうです。湿った雪でタイヤがはまるおそれもあるので、車にスコップなどを積んでおきましょう。
1月7日の北海道の天気と気温
7日の天気と気温です。
道東方面は大雪だけでなく、吹雪や電線などへの着雪にも注意して下さい。その他は広く日ざしが出ますが、ツルツル・ザクザクと路面状況が変わりやすくなりそうです。
7日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝晩は後志地方や浦河周辺で雪が降りますが、日中は札幌や函館、苫小牧など広く日ざしが出ます。気温はほぼ横ばいで、変化が小さいでしょう。
道北・空知です。
富良野周辺で朝は少し雪かきが必要です。日中は晴れ間が出ますが、ツルツル路面に注意して下さい。夜は広く雪が降るでしょう。
道東・オホーツク海側です。
午前を中心に各地で雪が強まり、ふぶくでしょう。時間にゆとりを持ってお出かけ下さい。夜は晴れますが、路面凍結のおそれがあります。
1月7日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
水曜から木曜は宗谷や留萌、上川北部で雪や風が強まるでしょう。金曜日は再びオホーツク海側が雪の中心となりそうです。札幌は雪の量は少ないですが、ツルツル路面に注意して下さい。
つづいて、太平洋側です。
木曜日は別の低気圧の影響で雪が降ります。低気圧が近づけば、雪の量が多くなるかもしれないので、最新の情報をご確認ください。気温は平年並みか高めでしょう。
1月7日の札幌の朝昼晩の天気
7日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
晴れ間もあるのですが、もんすけの表情は険しいですね…
その理由はまず、路面です。気温は0度くらいなので、ツルツルだったり、ザクザクだったり、幹線道路では泥はねにも気を付けて下さい。
そして風が強まるので、実際の気温より寒く感じられそうです。
雪の情報は、詳しくはHBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※6日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU