『SMILE スマイル2』、「笑っている間だけ」本編映像がネットで観られる
“笑顔に呪われる”人気ホラー映画『SMILE スマイル』(2022)の続編、『Smile 2(原題)』の冒頭映像7分間が米パラマウント・ピクチャーズのウェブサイトで公開された。ただし、映像を観るためにはずっと笑顔を浮かべていなければならない……。
『SMILE スマイル』は、笑顔を浮かべたまま患者が自殺するところを目撃した精神科医が、その恐怖にとらわれてゆくホラー映画。続編は物語のコンセプトを継承しつつストーリーと登場人物を一新し、主人公であるポップスターのスカイ・ライリーが、スキャンダルからのカムバックとなるワールドツアーを控えるなか、“笑顔”の怪異に襲われる。
このたびオープンしたでは、冒頭7分間の映像を再生するために、パソコン/スマートフォンのいずれもカメラの起動が必要。見ているこちらが笑顔を浮かべているあいだだけ映像が再生され、笑顔をやめると再生も止まり、「KEEP SMILING(笑って)」と表示される仕組みだ。どうやら口角をチェックしているようで、最後まで視聴するには7分間にわたり口角を上げつづけている必要がある。
とにかく百聞は一見に如かずである、まずはウェブサイトにアクセスして楽しんでほしい。
https://apps.paramountpictures.com/movie/smile/web/smile-player/us/
https://apps.paramountpictures.com/movie/smile/web/smile-player/us/
パラマウント・ピクチャーズは前作の北米公開時からプロモーションに工夫を凝らしており、不気味な笑顔を浮かべた人々をテレビの情報番組やスポーツ中継などに送り込むという奇策が話題を呼んだ。本作でもスポーツ中継に不気味な笑顔の観客を登場させたほか、ニューヨークやロサンゼルス、シカゴ、イギリス・ロンドンなどの都市に“笑顔の人々”が突如登場するパフォーマンスも実施している。
『Smile 2』は製作費2,800万ドルのところ、米国興収5,264万ドル、海外興収5,710万ドルで、世界累計興収1億ドル超えの大ヒット。批評家・観客の評価も高く、さらなるプロモーションによって、劇場公開のみならずソフト版や配信リリースまで盛り上げる構えだ。
主人公スカイ・ライリー役は、実写版『アラジン』(2019年)のジャスミン役で知られるナオミ・スコット。共演は『ラ・ラ・ランド』(2016)のローズマリー・デウィット、『HOW TO BLOW UP』(2023)のルーカス・ゲイジ、名優ジャック・ニコルソンの息子であるレイ・ニコルソンら。監督・脚本は、前作を手がけたパーカー・フィンが務めた。
映画『Smile 2(原題)』の日本公開は未定。前作『SMILE/スマイル』は日本で劇場公開されなかったが、さて今回は?
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