『引っかかれて、もう飼えない』と里親から連絡→猫を迎えに行った結果…思わぬ姿に涙が止まらないと65万再生「帰ってこれて良かった」
YouTubeチャンネル『ねこまるけ / Full of cats』に公開されたのは、里親さんのもとから連れ戻した猫さんの姿です。
飼育崩壊寸前の家から救出された猫さんの姿に動画65万回再生の関心を集め、「頑張って生き抜いて偉かったね」「助けてくださりありがとうございます!!」「見ているこちらまで悔しいです」といった声が届いています。
里子に出した猫さんを再び保護
母ちゃんが連れて帰ってきたのは、8ヶ月前に里子に出したという猫さんです。里親さんから、「引っ掻いてきて怪我したから、もう飼えない」と連絡があったといいます。猫さんを迎えにいってみると、飼育崩壊寸前のひどい環境だったのだとか。
里親さんの怪我は大したことなく、「去勢手術するお金がないので、そっちで手術してくれたら返して欲しい」と言ってきたといいます。母ちゃんは、譲渡したときに交わした誓約に違反しているとして、猫さんを引き取ったとのこと。里親さんのことを信頼して譲渡してしまったことを、心から後悔したといいます。
劣悪な環境で人間不信に
小さかった猫さんはすっかり大きくなって、母ちゃんや父ちゃんのことも忘れてしまった様子。体は臭く、劣悪な環境で生活していたことが伺えます。
ごはんもおやつも食べず、警戒していたという猫さん。「なんて人に譲渡してしまったんだ」と、母ちゃんは申し訳ない気持ちで胸が張り裂けそうになったといいます。
猫さんは生後約2ヶ月のときに保護され、縁あって母ちゃんと父ちゃんのお家に来たそうです。人馴れ訓練をし、徐々に人間に心を開いていったそう。母ちゃんが慎重に、一生大事にしてくれる里親さんを探したつもりだったといいます。
今度こそ幸せいっぱいの猫生を
里親さんを「猫好きな優しい方だと信じてしまった」という母ちゃん。子猫から成猫に成長する大切な期間をひどい里親さんに預けてしまったと、悔やんでも悔やみ切れないといいます。今後は父ちゃんも加わり、さらに慎重に里親さんを見極めることにしたそうです。
「大丈夫だよ、怖いね」と毎日愛情いっぱいに話し掛けた結果、怯えていた猫さんが再び心を開いてくれたのだとか。約1週間後には、父ちゃんの手からおやつを食べたといいます。母ちゃんと父ちゃんのもとに戻ってこられたことで、今度こそ楽しく幸せな猫生が待っていることでしょう。
動画には、「お二人の笑い声でこの子も安心を取り戻すと思います」「ここから沢山楽しい日々が始まりますように」といった960件を超えるコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル『ねこまるけ / Full of cats』には、22匹の猫さんとの暮らしの様子や保護猫活動の様子が投稿されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル『ねこまるけ / Full of cats』さま
執筆:kokiri
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。