東京、11月2・3日に開催される祭り3選
今週末に開催される3つの祭りを紹介する。同じ祭りでも、ストリートカルチャー、アート・パフォーマンス、よさこいとバラエティに富んでいる。
またプログラムが異なるだけでなく、会場となる街・エリアもそれぞれ個性的だ。背景となる舞台もまるごと含めて、東京の祭りを楽しもう。
TOSHIMA STREET FES
2023年に初めて開催され、3万人を動員した日本最大級の「ストリートの祭典」が、2024年も開催される。「池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター」「中池袋公園」の2カ所で、アーバンスポーツ、音楽、アートのストリートカルチャーが集結する。
世界で活躍するブレイクダンスチーム「FOUND NATION」によるブレイキンのバトルや1on1のパルクールトーナメントバトルのほか、フリースタイルスペースも行う。これは、DJがかける音楽に合わせ、ダンスやフットボール、バスケットボール、ヨーヨー、けん玉など、即興でさまざまな技やトリックをつなげて、演技の難易度・芸術性・完成度を競い合う、日本発のオリジナルスポーツイベントだ。
また、ヒップホップのMCバトルやライブペインティングも楽しめる。多様なカルチャーが垣根を超えてごちゃまぜになった最新コンテンツに触れ、「ストリート」の息吹を感じてほしい。
※2・3日 時間はイベントにより異なる/池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター・中池袋公園/入場は無料
歌舞伎超祭
「歌舞伎町シネシティ広場」と「東急歌舞伎町タワー」に特設ステージを設け、ダンスやショーなどを楽しむ芸術イベントを開催する。4年目を迎える2024年も、刺激的なプログラムがめじろ押しだ。
2024年11月2日(土)には、Chim↑Pom from Smappa!Groupがプロデュースし、参加者をその場で募る「青空カラオケ」をシネシティ広場で開催する。その様子が歌舞伎町タワーのサイネージで放映され、街全体がカラオケホールに変貌する。
3日(日・祝)にはキャストディレクターにOi-chanを迎える、パフォーマンス&ダンスイベントが見ものだ。「生き様パフォーマンス集団」の「東京QQQ」をはじめ、レイチェル・ダムール(Rachel D'Amour)らドラァラグクイーン、赤と白のふんどしでパフォーマンスする五十嵐ゆうや+池上たっくん、アオイヤマダと高村月のポエトリーダンスユニット「アオイツキ」など、Oi-chanならではのパフォーマーが揃う。
歌舞伎町と無二の演者たちが織り成す、ほかにはない祭りを楽しんでみては。
※2日 15〜20時、3日 16時〜20時30分/歌舞伎町シネシティ広場・東急歌舞伎町タワー/入場は無料
ドリーム夜さ来い祭り
各地でよさこい祭りが開催されている東京。そんな中で、「ドリーム夜さ来い祭り」は、東京を中心に北海道からよさこい発祥の地・高知まで、約80チーム・5000人が参加するという最大級のものだ。開演すると同時に、約4分間隔で次々とチームの演舞が続いていく。それぞれに工夫を凝らしたオリジナルの舞踏を楽しんでほしい。
17時台には、ゆりかもめ高架橋の一部がプロジェクションマッピングで彩られ、史上初のデジタルパレードが観覧できる。
また、四国のゆるキャラパレードや、高知でよさこい祭りが生まれた当時の振り付けや音楽を踏襲した「正調よさこい鳴子踊り」の講習会も開催。参加費無料で飛び入り参加できる。「同じ阿呆 (あほ) なら踊らにゃ損々」。軽快なリズムに体がうずいたら、迷わず飛び込もう。
※2日 11〜21時、3日 10〜21時/お台場 自由の女神広場/入場は無料、一般指定席 1回目3,500円・2回目4,000円