【キャッシュカードをだまし取る】新潟県南魚沼市で特殊詐欺、無職の37歳男を逮捕
南魚沼警察署
南魚沼警察署、機動捜査隊、組織犯罪対策課は5月13日10時33分、特殊詐欺（預貯金詐欺）の疑いで、愛知県豊橋市馬見塚町の自称無職の男性（37歳）を逮捕した。
容疑者は氏名不詳者らと共謀し、5月13日、市役所職員などになりすました氏名不詳者らが複数回にわたり、南魚沼市居住のAさん（70歳代、女性）方に電話をかけ、「還付金があるので、金融機関の職員にキャッシュカードを渡してもらいたい。」などとうそを言い、Aさんをだました疑いがもたれている。同日10時55分ごろ、金融機関職員を装った容疑者がAさん宅を訪れ、キャッシュカード1枚をだまし取った。
Aさんはキャッシュカードを渡した後、同居する子どもに事情を話し、子どもが詐欺と気づいて110番通報した。捜査員が現場に向かい、容疑者の服装や体格などの情報をもとに捜査を進めた。南魚沼市の管外に出る前に容疑者を発見。職務質問後、逮捕状を取得し逮捕した。
キャッシュカードは被害者に返還されており、現金が引き出される被害は発生していない。
警察では、容疑者の認否についてはコメントを控えるとしている。
同署によると、逮捕前日の5月12日にも南魚沼管内で同様の手口とみられる不審電話が数件確認されたが、被害は確認されていないという。
詳しい経緯などは現在捜査中。
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