週末のNetflix韓ドラはこれだ!世界トップ10のうち5作がランクイン「ウケポイント」まとめ
韓国ドラマのグローバル人気がすごい。
すでに韓ドラファンにとっては周知の事実だが、ランキング化されると改めてその勢いを実感するもの。
4月16日に公開済みの非英語圏を対象としたNetflix(ネットフリックス)視聴ランキング“Netflix TOP10”(調査対象期間2025年4月7日~4月13日)では、なんと韓国ドラマが5作もランクインした。
実績の積み重ねによって手に入れたブランド力や、高く支持されたウェブ漫画・ウェブ小説を原作にした作品が増えるなど、品質に信頼を置ける点が世界中から愛されている理由の1つと言われているが、ドラマごとの魅力もあるよう。
そこで本記事では、世界トップ10に入った作品の、気になるウケポイントをご紹介。週末に観るNetflix韓ドラはこれに決まりだ!
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマ
悪縁 (Netflix/2025)
『悪縁』は、シン・ミナ&パク・ヘスが主演を務める、同名のウェブ漫画が原作の犯罪ミステリー。登場人物6人の悪縁を描いた物語で、なんと第2位にランクインした。
ある1人の人物の悪行をきかっけに罪を犯し、縁を切りたくても切れない悪縁で結ばれていく者たちの姿とどんでん返しのストーリー、緊張感溢れる展開が視聴者に好評。個性あふれるキャラクターをリアルに描き出した役者陣の熱演と相まって、没入せずにはいられない人が続出している。
また、単なるスリラー物におさまらない人間の心理を突く内容に、「人間の本性を試す哲学的なドラマ」と高く評価する人もいる。
おつかれさま (Netflix/2025)
『おつかれさま』は、主人公エスンの生涯を中心に、彼女に関わる人たちの姿を描いたヒューマンドラマ。3月28日に最終話が配信されたが、ランキングでは3位に入りいまだ人気を誇示している。
『椿の花咲く頃』(KBS/2019)の脚本家、『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』(tvN/2018)の監督、IU(アイユー)やパク・ボゴムをはじめとする役者の熱演という強力な3本柱によって絶大なる支持を得ている作品。
また、家族愛や成長、人生における悲哀こもごもを盛り込んだ普遍的なテーマも、国や文化を超えて世界中の人の共感を呼んだ。
弱いヒーロー Class1 (Wavve/2022)
『弱いヒーロー Class1』は、優等生が学校暴力から抜け出すために戦う成長系学園アクション。2022年の作品だが、シーズン2の公開を前にNetflixのラインナップに加わり、7位にランクインした。
いじめを受けている主人公が、身体で対抗するのではなく頭で戦略的に立ち向かう点が視聴者の心を捉えたようで、既存の学園物とは異なる面白さにハマる人が。
また、美しい友情のみならず、裏切りによる悲しみや人間関係の複雑さまでリアリティーたっぷりに描いており、ティーンのみならず大人も楽しめる物語の深さが好評を得ている。
いつかは賢いレジデント生活 (tvN/2025)
『いつかは賢いレジデント生活』は、大人気シリーズドラマ『賢い医師生活』シリーズのスピンオフ版。まだ第2話までしか公開されていないにもかかわらず、10位に名を連ねた。
すでに固定ファンのいるシリーズものの強さを感じる結果ともいえるが、1年目レジデントの紆余曲折と成長を取り上げているのは、本編と大きく異なる部分。誰でも一度は経験する“新人”が、悩み挑戦し葛藤する姿が、視聴者の感動と共感を呼んでいる。
人間味あふれるヒューマン要素や、思わずクスっと笑えるシーンなど、温かさまでプレゼントしてくれる点も愛されている理由の1つだ。
善意の競争 (U+モバイルtv/2025)
『善意の競争』は、名門女子高を舞台に、受験戦争に溺れる生徒たちの姿を描いた学園サスペンス。日本ではNetflixでは配信されていないが、その他一部の国では公開されており、第9位に入った。
単純な学園ものではない独特さとサスペンスをテーマにした新鮮さ、社会的メッセージまで盛り込まれたクオリティーの高さ、秀でた演出と役者陣の演技力が特に高く支持されているポイント。
それに加え、韓国の受験戦争を実際に経験しているかのような気分になるほどディティールにこだわっている点や、女性キャラクター中心の心理描写に斬新さを覚えた人もいる。
日本では、U-NEXT、FOD、Lemino、Hulu、Rakuten TV、TELASA、ABEMA、J:COM STREAMで配信中だ。
(ライター/西谷瀬里)