内藤剛志もビックリ! 今、子供を学校に通わせるとこんなにかかる!!
野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。12月26日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、高騰する学習費の問題について語り合った。
野村邦丸アナ「幼稚園から高校まで全て公立校に通った場合、授業料や学習塾代などを合わせた『学習費』の総額は596万円で比較可能な2006年度以降で過去最高となりました。全て私立に通う場合も138万円増の1976万円で過去最高となり、公立の3.3倍でした。
文科省は増加の背景について『新型コロナウイルスの影響が限定的となり、修学旅行や体験活動が再開されたことや物価高などが要因』としています」
内藤剛志「この学費、凄くないですか? これ。物凄い金額がかかりますよ? ……あ、でも一時的なのか。つまり、コロナで修学旅行とか行ってなかったから……」
邦丸「全体的に公立も私立も上がってるんだけども、公立と私立の幼稚園から高校までの学習費が、私立は公立の3.3倍ですね。まあ~、高いっスわ!」
内藤「これはでも色んな物価の高騰が原因でもあるわけでしょ?」
邦丸「私立の場合は特色を出したいとか、あとは学校の設備とか、施設とかそういうものに結構お金をかけてる学校多いじゃないですか」
内藤「まあ、言葉は悪いけど生徒を集めたいというのもあるんでしょうね。『あそこへ行くとこういう面白いことがあるよ』とか『特別なことがあるよ』とか。そういうお金か! そりゃそうでしょうねえ」
邦丸「これ、だから教育格差でお金を持てる者はいわゆる私立の学校に行って、思うような教育が受けられるけど、公立が悪いかっていうわけではなくて、公立も頑張ってるんだけれども、公立の3.3倍はちょっと開き過ぎかなあって思うし。教育費無償にしろっていうのはよくいわれてるけど、ただ私立の学校の経営者にいわせれば、例えばその学校はスポーツに物凄く力を入れてるとか、『もう、スポーツばっかりだ!』みたいにいわれてるけど、冗談じゃないと。例えば陸上競技場並みのいい施設作ってるし、野球が強い学校は野球場に凄く力を入れてるし。『私たちのどこが悪いのか?』っていわれてしまうんですよね」
内藤「今度僕、出身校の日大芸術学部で先生をやるんですが、この前50年近く振りに行ったら、やっぱり施設が物凄くいいんですよ。あそこで学ぶ人は、プロのスタジオとほぼ一緒。より上かも知れない。だからそこで、環境に慣れておくっていうならば、授業料がいくらかわかりませんけども、高くてもまあ『このスタジオを使えるのならば』と思いました。そのままプロに直結するのであれば、大学に意味があるからね。でも、(授業料が)高すぎると才能があっても行けない人が出てきてしまうというのも、ありますね」
邦丸「確かにねえ~。東大生の保護者の年収ってものすごく高いと言われてるじゃないですか。『やっぱりなあ~、東大行くにも金か~』っていう風に、短絡的かも知れないけどちょっと考えてしまいますね」
内藤「そうですよね、環境って大事ですからね、勉強するにもね」