<清水エスパルス鹿児島キャンプ>FWドウグラスタンキがジュビロ磐田との“静岡ダービー”でヘッド2発「貢献できてうれしい」
清水エスパルスは鹿児島キャンプ最終日、ジュビロ磐田との静岡ダービーで雨天中止になる2本目8分までに2点を奪いました。いずれも決めたのはFWドウグラスタンキ選手。
秋葉忠宏監督は「ストライカーの仕事をしてくれた。ただ、プレスやボールの収め方を見たらまだまだ満足していないと思う」とさらなる奮起を求めました。
1本目の立ち上がりは押し込まれましたが、徐々にペースを握った清水。しかし、DF高木践選手やMF中原輝選手がゴールを狙いましたが、相手の元日本代表GK川島永嗣選手に何度も防がれました。それでも40分、中原選手の右CKをタンキ選手が頭で合わせて先制に成功しました。
2本目の6分には、MF乾貴士選手がピッチ中央で相手をドリブルで振り切り、右サイドを駆け上がった高木選手にパス。高木選手のクロスからタンキ選手が高い打点でヘディングシュートを打ち、2点目を奪いました。
<秋葉忠宏監督>
「最初はプレスがはまらなかったが選手が自主的に改善してくれた。そこから2点取り、プロ選手としての修正能力を見せてくれた」
<ドウグラスタンキ選手>
「初めての静岡ダービー。2得点でチームに貢献できてうれしい。激しい、厳しいトレーニングが報われた」
<高木践選手>
「貴士くんが前を向いたときに走ったら絶対にパスが出てくると思った。クロスは得意じゃなくて練習しているが、今日は1本がたまたま素晴らしいクロスになって良かった」
<中原輝選手>
「耐えてセットプレーで点を取れたのはチームとして一つのいい結果。苦しい時間にいかに失点しないかが重要になる」