【新発田祭りが4色に染まる】ももクロ春イベントの成功受け「夏の一大事in蔵春閣」を開催中、27・28日にはプロジェクションマッピングも(新潟県新発田市)
新発田市の二階堂馨市長(2025年8月26日、定例記者会見の様子)
新潟県新発田市で8月23日から「夏の一大事in蔵春閣」が開催されている。4月に開催された人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のコンサート「ももクロ春の一大事2025」の成功を受けて実施しているもの。新発田市の二階堂馨市長は26日の定例記者会見で、「全国のモノノフの皆さん、新発田の夏の風物詩新発田祭りにぜひお越しいただきたい」と来場を呼びかけた。開催期間は、29日まで。
新発田祭りは城下町400年の歴史を持つ市内最大のイベントで、期間中は約13万人の来場する。また、花火大会は祭りの目玉の一つとして親しまれてきたが、今年の打ち上げが最後となる。
新発田祭りは例年雨に見舞われることが多く、昨年も花火が雨で中止となった。二階堂市長は「今年はパーフェクトな祭りを目指す」とし、「夏の一大事」という名称には「ももクロ春の一大事2025」の成功事例を活用して祭りを盛り上げたいとの思いを込めたと説明した。
「夏の一大事in蔵春閣」では、春のコンサートを振り返る企画展を開催。蔵春閣2階で8月29日まで、イベント当日のスナップ写真や新発田開催の関連グッズ、市内事業者が制作したコラボグッズ、ももクロメンバーが紹介した市の特産品のサンプルなどを展示している。
また、東公園では8月27日と28日の2日間、19~21時に「夏の一大事プロジェクションマッピング」を開催する。当日のライブが映像で蘇る内容で、新発田祭りの300点以上の露店が立ち並ぶ中での上映となる。二階堂市長は、上映されるプロジェクションマッピングについて「見ごたえ、迫力満点」とアピールした。
さらに、27日に商店街通りで開催される民謡流しには、ももクロファンの有志が参加。メンバーカラーを身にまとい、「夏の夜空を4色に染める」演出で祭りを華やかに盛り上げる。
市観光振興課の担当者は「ももクロファンのモノノフと言われる皆さんは非常に購買力も高く、ももクロ関連の場所には積極的に訪れてくれる。様々なイベントでファンの皆さんを呼んで、新発田の地域活性化、経済活性化を図っていきたい」と期待を寄せた。
【関連リンク】
新発田市ホームページ「令和7年度「城下町新発田まつり」開催概要」
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