「広島の歩き方」vol.4後編 | 広島の汁なし担担麺発祥のお店「きさく」味のこだわりと汁なし担担麺誕生秘話 | 手土産にぴったりのカステラ店も登場
広島ホームテレビ『ピタニュー』の新コーナー、「広島の歩き方」。
海外160の国と地域で発行されている『地球の歩き方』。その広島版が今年仲間入り!
そこで、小嶋沙耶香アナウンサーがこの本を片手に広島をゆるりと散策し、ディープな広島情報をお届けしていきます。
・前回記事:https://hread.home-tv.co.jp/post-440210/
【カステラ 黄雲】
舟入幸町を歩く小嶋アナ。
「黄雲」と書かれたお店を発見します。
「カステラ店さん…?」
「カステラ 黄雲(こううん)」は、ふわふわのカステラを提供しているお店。
カステラの色である黄色と、ふわふわの食感をイメージした雲が店名の由来です。
手土産にもピッタリと好評で、オープンから2年半で人気店に成長しました。
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カステラ 黄雲
広島市中区舟入幸町10-8
営業時間 10:30~19:00
定休日 水曜日、月曜日(第1・3・5)
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【広島の汁なし担担麺発祥のお店・きさくに到着】
ついに、お目当ての「きさく」に到着!
中国の知り合いから教えてもらったことがきっかけで始めたという汁なし担担麺。四川まで行って修業をしたそう。
1番のオススメはオーソドックスな汁なし担担麺。
「券売機の1番左上がオススメ」
食べながら混ぜて、食べながらまた混ぜて……を繰り返すことでおいしさが増す汁なし担担麺。きさくの汁なし担担麺は、数十種類の具材を使用しています。
山椒は、毎朝豆から挽き、しびれや香りを引き立てるようにしており、にぼしの香りとの相性も抜群。
「“汁なし”と言いながら、汁が1番のこだわり」
と店主は話します。
麺の湯切りにも特徴が。
下に切らず、上に湯気を逃がすことで水分を飛ばしています。
最後まで余すことなく食べるため、麺を食べ終わった後にご飯を入れて食べるのも、きさくが発祥と聞きましたが……。
「お客さんが始めて、お客さんが広めたのよ」とのこと。
今でこそ、広島ご当地グルメとなった汁なし担担麺。しかし、お店をスタートさせてから、しんどい時期もあったそう。
「初めは『何を売っているの?』みたいな感じで。万人向けじゃないし。不機嫌そうに帰られたお客さんの顔を見ると、何がいけなかったのかなと考えますよ」
1999年創業のきさく。
今でも味の試行錯誤を続けていると言います。
進化を続けるきさくの味を堪能してみてはいかがでしょうか。
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汁なし担担麺 きさく
広島市中区舟入川口町5-13
営業時間 11:00~14:00 / 18:00~20:00
※日曜日のみ11:00~14:00
定休日 水曜日
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広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年10月29日、30日放送)
ライター:神原知里