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アンドリュー・ガーフィールド、『ソーシャル・ネットワーク』続編へは出演せず

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映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010)の衝撃から15年、続編企画『ソーシャル・レコニング(The Social Reckoning)』が始動している。前作にてエドゥアルド・サベリン役を演じたアンドリュー・ガーフィールドは続編企画への復帰は予定していないようだ。

世界最大のSNSとなったFacebookの誕生と、創業者マーク・ザッカーバーグが直面した訴訟や人間関係の軋轢を描いた『ソーシャル・ネットワーク』。ガーフィールドが演じたエドゥアルド・サベリンは、ハーバード大学在学中に親友のザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)から打診を受け、Facebookを共同設立。CFOとビジネスマネージャーを務めるも、不和により1年後に同社を追い出され、訴訟に発展していく。ザッカーバーグに翻弄されながらも、その聡明さで己を貫くサベリンをガーフィールドは好演した。

米から『ソーシャル・レコニング』に続投の予定はあるかと尋ねられたガーフィールドは、きっぱりと「ノー」と返している。「エドゥアルドはシンガポールで幸せに暮らしていますからね」と実際の情報と共に否定しつつも、続編は楽しみかと問われると「もちろん」と回答している。

によると、『ソーシャル・レコニング』は直接的な“続編”ではなく、2021年10月に米ウォール・ストリート・ジャーナルに掲載されたジェフ・ホーウィッツ記者の記事「The Facebook Files」に基づき、Facebookが若年層に与える影響、フェイクの蔓延と暴力の助長といったテーマに焦点が当てられるとのこと。ガーフィールドも言及するように、サベリンは2012年、米国の市民権を放棄しシンガポールに移住しているため、『ソーシャル・レコニング』に再登場する可能性は極めて低そうだ。

前作のアイゼンバーグからザッカーバーグ役を引き継ぐのは『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024)ロイ・コーン役ジェレミー・ストロング。他キャストに、Facebookの内部告発者であるフランシス・ホーゲン役を『ANORA アノーラ』(2024)のマイキー・マディソン、Wall Street Journalで暴露記事を手がけた記者ジェフ・ホロウィッツ役を「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)をジェレミー・アレン・ホワイトが演じることが決定している。

監督・脚本は、前作の脚本家を務めたアーロン・ソーキン。『モリーズ・ゲーム』(2017)『シカゴ7裁判』(2020)など実在の出来事をスリリングかつ軽快に描く名手のソーキンのもとに、ストロングをはじめとする旬の俳優陣が集結。ストロングとホワイトはブルース・スプリングスティーンの伝記映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』での共演から早くも再タッグだ。『ソーシャル・レコニング』でも緊張感ある演技対決に期待したい。

『ソーシャル・レコニング(原題:The Social Reckoning)』は2026年10月9日、米公開予定。

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