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Z世代が注目する「この夏観たい映画」とトレンドとは!? シネブリッジが10代・20代の男女1200名を対象にアンケート調査を実施

PASH!

 シネブリッジは、テスティーと共同で、10代・20代の男女1200名を対象に、「この夏観たい映画とZ世代のトレンド」に関するアンケート調査を実施しました。

 近年の映画市場において、Z世代の支持を集めることは極めて大きな影響力を持っています。彼らがどんなことに興味を持ち、次に「映画館で観たい」と考える作品には、一体どのような特徴があるのでしょうか? 本調査から、Z世代が注目する映画の潮流が見えてきました。

■調査の詳細

Z世代に流行る映画を予測するため、Z世代のトレンドと、この夏観たい映画に関するアンケート調査を実施。

調査期間:2025年5月9日(金)~5月26日(月)

調査会社:テスティー

調査方法:アンケートメディアアプリ「Powl(ポール)」によるweb調査

配信対象:全国12歳~24歳男女

回収サンプル数:1,200(中学生400、高校生400、大学生400)

※本記事のデータは(株)シネブリッジ、(株)テスティー 調べによるもの。

Z世代が選ぶ「2025夏 映画館で観たい映画」ランキングTOP10


 この夏(7~8月)、Z世代が「映画館で観たい映画」は、『劇場版 「鬼滅の刃」無限城編』や『映画 クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』といった定番のアニメシリーズが強さを見せる一方、既にSNSでの認知が高い『8番出口』が上位にランクインしました。

 SNSでの考察等での盛り上がりも期待され、昨年のヒット作『変な家』と同様のムーブメントが期待されます。また、ホラー映画も複数ランクインしており、ティーンの人気ジャンルとして定着していることが伺えます。

Z世代のトレンド


場所や時間を選ばないオンライン活動がZ世代の主流

 Z世代の趣味として最も人気が高いのは「ゲーム」と「SNSの閲覧・投稿」という結果になりました。上位にランクインした活動の多くもオンラインで行われるものが多く、時間や場所に制約されずに他者との交流や、情報を共有することを楽しんでいます。これは、Z世代のライフスタイルや価値観を反映していると言えるでしょう。

好きなアーティストは男女ともに『Mrs. GREEN APPLE』が1位

 好きなアーティストは男女ともに『Mrs. GREEN APPLE』が第1位に。近年はZ世代からの圧倒的な支持を集めるトップアーティストの楽曲が、アニメ主題歌や映画主題歌として戦略的に起用される事例が増えています。映像と音楽による相乗効果も、Z世代の心を惹きつける大きな要因となっています。

今後の注目作品は「アオのハコ」「薬屋のひとりごと」

 「ハマっている漫画・アニメ」の注目作として、『名探偵コナン』や『ONE PIECE』といった定番タイトルと並び、『アオのハコ』や『薬屋のひとりごと』がランクインしました。これらの作品はまだ映画化されていないため、今後の映画化を期待する声もあがっています。

ゲーム系YouTuberが絶大な人気!ゲーム原作映画『8番出口』は高い知名度を誇る

 ゲーム実況も行っている“HIKAKIN(HikakinGames)”を中心に、“キヨ。”、“らっだぁ”、“日常組”といったゲーム実況系のYouTuberやストリーマーがZ世代から支持を得ていることが明らかになりました。中でも女子中学生からは”カラフルピーチ(からぴち)”も支持を得ており、Z世代には人気ゲームを実写化した『8番出口』の認知度が公開前から高いことも判明しました。

まとめ


 昨今の日本の映画市場のヒットはZ世代の動向に影響されており、特に邦画アニメが市場を牽引しています。Z世代は「ゲーム」や「SNS」といったオンライン完結型の趣味を好み、時間や場所にとらわれない活動を重視しています。このようなライフスタイルが、SNSでの話題性や口コミ効果を生みやすい映画作品のヒットに繋がっていると考えられます。

※本記事のデータは(株)シネブリッジ、(株)テスティー 調べによるもの。

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