今週末(3月21日~)日本のテレビで観られる「日本で高レビュー」韓国映画5選
4月を目前に控え、なにかと忙しい3月。
韓ドラファンのなかには、なかなかドラマを視聴する時間がとれていない人もいるのではないだろうか。
そんな時におすすめなのが、ドラマよりも短時間で観ることのできる韓国映画。コアな固定ファンが存在するなど、クオリティーの高いものが多い。
そこで本記事では、今週末に日本のテレビで放送される作品をご紹介。Googleと、映画やドラマなどのレビューサービス映画.comで高評価を得ているものを5つピックアップした。
いずれもスクリーンで活躍する俳優が、主演を務めた名作揃いだ。
(図)Danmee パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
私の頭の中の消しゴム (2004)
『私の頭の中の消しゴム』は、韓流創成期に日本でも大きな話題となったロマンス映画。若年性アルツハイマーを患った妻と、そんな彼女を支える夫の涙なしには観ることのできない作品だ。
最初はうっかり程度だったが徐々に病状が進行し、愛する人のことまでも忘れてしまうヒロイン。そんな彼女に一途な愛を注ぎ、献身的なサポートを続ける夫の姿がなんとも切ない。
チョン・ウソン&ソン・イェジンの熱演にもご注目。
●キャスト:チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・ジョンハク、イ・ソンジン、パク・サンギュ 他
●映画.com/レビュー数:★3.8/77件
●Googleユーザー評価:93%
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/3月23日(日) 5時~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
コンフィデンシャル:国際共助捜査(字幕版) (2022)
『コンフィデンシャル:国際共助捜査』は、大ヒット映画『コンフィデンシャル/共助』(2017)の続編。ヒョンビン扮する北朝鮮刑事と、ユ・ヘジン扮する韓国の刑事、ダニエル・ヘニー扮する米FBI所属のジャックが団結して繰り広げるグローバル共助捜査だ。
激しいアクションが大きな見どころとなっており、息を呑むような銃撃戦や、高層ビルでの肉弾戦は迫力満点。時折、クスっと笑えるコメディー要素まで盛り込まれ、エンターテインメント性抜群の作品となっている。
●キャスト:ヒョンビン、ユ・ヘジン、イム・ユナ、ダニエル・ヘニー、チン・ソンギュ 他
●映画.com/レビュー数:★3.9/90件
●Googleユーザー評価:87%
●日本放送情報:ザ・シネマ/3月21日(金) 21時~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
新感染半島 ファイナル・ステージ(字幕版) (2020)
『新感染半島 ファイナル・ステージ』は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)で描かれた物語から4年後の韓国を背景にした作品。前作の舞台は高速鉄道だったが、本作では韓国全土にゾンビウイルスが蔓延し、さらに壮大なスペクタクルでストーリーが展開される。
主演を務めたのはカン・ドンウォン。単なるパニックホラーではなく、感動の人間ドラマもしっかりと盛り込まれており、さすが韓国映画としかいいようのないクオリティーの高さを感じる作品だ。
●キャスト:カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、クォン・ヘヒョ 他
●映画.com/レビュー数:★3.4/277件
●Googleユーザー評価:73%
●日本放送情報:ザ・シネマ/3月23日(日) 深夜0時15分~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
不思議の国の数学者 (2022)
『不思議の国の数学者』は、脱北した天才数学者と数学が苦手な男子学生の心の交流を描いたヒューマンストーリー。『オールド・ボーイ』(2003)で知られる銀幕のスター、チェ・ミンシクと、若手ながら本作での好演が認められ『第43回青龍映画賞』で新人男優賞を手にしたキム・ドンフィの熱演が光る1作だ。
数学を通じて、正解が全てではなく、そこにたどり着くまでの過程が大切なのだというメッセージを届けており、心温まる感動の物語が観る者をそっと包み込んでくれる。観終わった頃には、エールを贈ってくれているかのような世界観に、励まされていることだろう。
●キャスト:チェ・ミンシク、キム・ドンフィ、パク・ビョンウン、パク・ヘジュン、チョ・ユンソ 他
●映画.com/レビュー数:★4.0/77件
●Googleユーザー評価:70%
●日本放送情報:KNTV/3月22日(土) 午後2時20分~、3月23日(日) 午前4時~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
君の誕生日 (2019)
『君の誕生日』は、2014年に韓国で起きた痛ましい“セウォル号沈没事故”を題材にした、ある家族の物語。事故によって息子を失った夫婦が、どうのように現実を受け入れていくのか、ソル・ギョングとチョン・ドヨンが繊細に描いている。
遺族の苦悩が手に取るようにわかり、途中で耐えきれなくなって観るのをやめた人もいるほどリアル。残された人たちの姿が、観る者に様々なメッセージを届けてくれる作品だ。
●キャスト:ソル・ギョング、チョン・ドヨン、キム・ボミン、ユン・チャニョン、タン・ジュンサン 他
●映画.com/レビュー数:★3.8/36件
●Googleユーザー評価:86%
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/3月22日(土) 22時30分~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)