PayPay、第三者によるパスワードリセット操作を確認 利用者に冷静な対応を呼びかけ
スマホ決済サービス「PayPay」を運営するPayPay株式会社は9月25日、公式サポートアカウントを通じて利用者に対し、不審なパスワードリセット通知に注意を呼びかけた。
同社によると「第三者のパスワード再発行操作により、身に覚えのないパスワードリセット通知が届く事象を検知」しているという。
■ 実際の変更はなし、通知は削除で対応可
PayPayでは、こうした通知を受け取っても実際にパスワードが変更されることはなく、利用者側で特別な操作を行う必要はないと説明している。
身に覚えがない場合は、加えて念のために通知を削除すれば問題なく、不安を感じるときには通知に記載されたURLではなく、必ず自身のPayPayアプリを通じてパスワード再設定を行うよう呼びかけている。
■ 第三者の狙いとは
公式発表では「第三者のパスワード再発行操作」としか触れられていないが、背景には第三者によるアカウント乗っ取りの下準備や、登録メールアドレスの存在確認を目的とした可能性がある。
さらに近年は、正規の通知を装って偽サイトへ誘導する「なりすましメール」も増加していることから、身に覚えのない通知についてはリンクを開かず、アプリや正規サイトを通じて操作することが推奨される。
なお、PayPayのパスワードリセットの詳細については、公式ヘルプページでも案内されている。
<参考・引用>
PayPay公式サポート(@PayPaysupport)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025092605.html