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「短時間で五目達成!」紀北町・錦湾の夜釣りでアジ35匹&クロサギも登場【三重】

TSURINEWS

アジ満喫(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

8月上旬、三重県・紀北町の錦湾で夜の五目釣りを楽しんだ様子をレポートしたい。この日は1泊の家族旅行で紀北町を訪れており、海水浴を楽しんだ後、民宿で夕食を食べてからみんなで短時間の夜釣りに出かけた。

錦湾でナイト五目釣り

目的地の錦湾までは民宿から車で20分ほど。途中で釣具店に立ち寄りエサや仕掛けを買い足し、午後9時前に現地に到着した。

釣具店で話を聞いたところ小アジがいいとのことだったので、集魚ライトで水面を照らしておき、その間にサビキ仕掛けを準備した。

まずは娘にサビキ仕掛けを入れてもらうと、すぐにサオ先がグングンと下に入り12cmほどのアジを釣り上げた。

集魚灯が効いてきたのか、光に照らされている海面を見ると魚の姿がよく見える。続けてもう1組サビキ仕掛けを準備し、今度は妻にサオを渡して釣りをしてもらうと、こちらもすぐにアジをゲットだ。

しばらく様子を見ていると、仕掛けをゆっくり下に落とし込んでいったところでアジのアタリが出ているようだ。水面に見えている魚よりやや下のレンジでヒットしており、エサはないよりあった方が良さそう。たまにマルキユーのアミ姫をカゴに詰めて落としてやると良い反応が出る。

サビキ仕掛けにアジ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

ゲストにクロサギ登場

アタリはしっかり続いているようなので、ここで別の仕掛けを準備。普段使っているシーバスロッド、カルティバの虫ヘッドパワー3gにアオイソメを半分にカットして付ける。あとはキャストしてボトムをゆっくり探っていくだけだ。

ボトム狙いタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

時折、何か魚が触る感触はあるが乗らない。はやる気持ちを抑えつつじっくりじっくりボトムを探ってくると「コツン!」とようやく魚信が出た。

ロッドをグイッと曲げて食い込ませると、なかなかの良型っぽい。テンションを抜かないように寄せたのは20cmを超えるなにやら見慣れぬ魚。知り合いからの連絡でクロサギという魚らしいことが発覚した。

ゲストのクロサギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

オオモンハタやカサゴ登場

珍しいゲストにテンションが上がる家族一同。さらなるターゲットを狙うべく探る場所をずらしながら探っていくと、今度はモゾモゾとしたアタリ。素早くラインを巻き取ると、ゴンゴンと強い抵抗を見せる。しっかり食わせた1匹を抜き上げると23cmのオオモンハタだ。

思わぬ高級魚の登場に笑顔で記念撮影。この後も同じ釣り方で13cmのカサゴも顔を見せた。

一方、妻と娘は調子良くアジを上げており、時折小さなムツやフグなど外道も交じえながらサビキ釣りを楽しんでいる。

旅行中ということで、休憩しながら、スマホを見ながら、という気楽な釣りのわりに釣果は上々。

高級魚のオオモンハタにニッコリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

最終釣果

わずか2時間弱の釣りで最終的に小アジ35匹、クロサギ、オオモンハタ、カサゴをそれぞれ1匹ずつ釣り、五目釣りフィニッシュとなった。アジは真剣に狙えばエンドレスで釣れたが、軽く楽しむならこれくらいでちょうど良かったかも。

今回は旅行ついでに釣りをするというぜいたくなプランで、紀北町の観光も釣りも大いに楽しませてもらい、心地いい夏の夜風の余韻に浸りながら民宿へ戻った。

小さなカサゴも登場(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年8月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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