にいがたフィッシングショー2025は大盛況!2万2000人超が来場。幅広く釣りの魅力を発信!
2月15日―16日、新潟市中央区の朱鷺メッセ展示ホールで「にいがたフィッシングショー2025」が開催された。主催はFISHERSを展開する(株)ホンマ。例年この時期に開催さる大規模なフィッシングショーだが、今年も約2万2000人と昨年を上回る来場者となり、大きな盛り上がりを見せた。
にいがたフィッシングショー2025が開催される前週は日本海側を中心に記録的な大雪となったが、ショーの当日は寒さも和らぎ快晴の下で開催された。
にいがたフィッシングショーは北陸、東北でも最大規模のショーで、今年もダイワ、シマノといった大手メーカーから小規模なメーカーまで100社を軽く超える出展社となった。
ジャンルもエギング、イカメタル、タイラバ、アジング、シーバス等のソルト各種はもちろん、船釣り、アユ、へら、投げ、アパレル、小物類など幅広い商品が出品された。
また、新潟県アウトドア協会も出展しアウトドア用品各種や、カヤック等も多数出品された。
ほかフードコートでは新潟の食材を使った料理や魚料理に合う調味料、日本酒等も多数販売された。他にも、即売会場のFISHERS朱鷺メッセ店やステージ、子供を対象とした体験コーナー、釣り教室など幅広い来場者が楽しめる会場となっていた。来場者は新潟、福島、山形、富山、長野など広範囲から訪れていた。
早朝から数千人が入場待ち。連日大勢の釣りファンや家族連れで賑わう
朱鷺メッセには両日とも早朝から数千人の入場待ちの列が出来、熱い釣りファンが多い事が改めて感じられた。開場すると、朝から並んでいる人は最初にお目当てのメーカーブースで限定商品等を手に入れる人が多かった。その後、FISHERS朱鷺メッセ店で買い物等を行った後、各ブースを回り、イベント等にも参加する人が多かった。
各ブースで出品されている商品は基本的にその場で注文が出来る。高額なルアーロッドやリール等も会場で多くの注文が入っていた。アユ竿も各社の商品が伸ばした状態で展示され、有名テスターから直接説明も聞ける良い機会となっていた。
全体的に来場者は若い人が多いと感じられた。高校生以下は入場無料という事もあるのか、家族連れも多く女性も目立った。子供を対象にルアー色塗り体験、ロッドメイキング、金魚すくい、オリジナルキーホルダー作りなど家族連れが楽しめるコーナーも充実していた。
釣りの教室も3つの部屋が用意され、アジング、イカメタル、タイラバ、キスの投げ釣りなどそれぞれのエキスパートアングラーが授業を行った。
またステージでは村田基氏、村上晴彦氏、小沼正弥氏、大野ゆうき氏、重見典宏氏、山田ヒロヒト氏など有名アングラーによるトークショーや、ロンブー亮氏が出演する「釣りまかトークショー」、地元人気アイドルの「NGT48」のスペシャルライブも行われ、大いに盛り上がっていた。他にも県立海洋高校による「あんこう吊るし切りショー」など、他ではあまり見られないようなステージも行われていた。
両日とも活況で、釣り人を大いに盛り上がるショーとなっていた。
釣りを普段されない方にも、釣りに興味を持って欲しい
主催者であるホンマの本間社長に話を伺った。
「早朝から多くの人に並んで頂き嬉しく思います。天候にも恵まれました。1週間前だと大雪で開催出来なかったかもしれません。今回はアイドルのNGT48もお呼びしました。ものすごい問合せがありました。釣りを普段されない方も一度会場に来て頂き、釣りに興味を持ってもらえればと思います。
また、今回は当社とのコラボカラーのルアーなどオリジナル系の商品を増やしました。お蔭様で好評です。また、弊社も入会したのですが、新潟アウトドア協会に出展してもらい、アウトドアやカヤックの展示も一層充実させました。また、ファミリー層が楽しめるイベントも充実させるなど、多くの試行錯誤を行いました。
釣りまかも、後日新潟でロケをされ、ショーの模様も合わせて放送されるそうです。3月にオープンする予定の直江津港や管理釣り場など安全な釣り場を紹介し、ルールやマナーも合わせて県外の方にも釣りの楽しさを伝えられたらと思っています。
今回のショーには、昨年来からの災害に遭われた方も多く来られていると思います。明るい未来に向かえるよう、ショーをキッカケの1つとして、多くの方に釣りを楽しんで欲しいと思っています」。
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