若手経営者と学生が交流 地元で就職 考える機会に
町田商工会議所青年部(YEG)主催の交流会「町田JOBカフェ」が先ごろ、市役所(森野)で開催された。市内の若手経営者と学生が「町田で働く」をテーマに交流。就職の魅力を探る催しとなった。
イベントは2部構成で行われ、若手経営者、学生ら総勢162人が参加。第1部では町田の7つの業界と市役所がプレゼンを実施し、各業界の特徴や求める人材について説明があった。学生らは時折メモを取るなどして、登壇者らの話に熱心に耳を傾けた。
第2部では交流会が開催され、アルコールを交えたリラックスした雰囲気のなか、経営者が自身のキャリアや仕事のやりがいについて語った。
学生からは「町田にこんなに魅力的な企業があるとは知らなかった」「地元で働くことのメリットの大きさを感じた」といった感想が寄せられた。
魅力伝える場に
イベントを企画した商工会議所青年部(YEG)の奥澤高広さんは、「想像を超える熱気にあふれる意見交換の場となり、『町田で働く』にとどまらず『自分らしい生き方』を考えるきっかけを提供できたと思います。町田YEGが主体的に動くことで若者に町田の魅力を伝え、町田で暮らすことが一人ひとりの幸せにつながるような街づくりに貢献できると確信しました」と話した。
今後も
町田の求人状況は「売り手市場」が続くなか、都心への人材流出が課題となっている。
町田YEGは今後も地元企業と若者をつなぐ活動を続けていく方針という。