「食費が少ない人」が12月にしている“3つの節約術”「家計の負担が減る」「今なら間に合う」
なにかと出費が多い12月は、できるだけ食費をおさえるための“くふう”が必要です。しかし、むずかしい節約をするわけではありません。少し早めに行動するだけでも、家計への負担はぐんと減らせますよ。ここでは、今からでも間に合う「12月の食費をおさえる節約術」をご紹介します。
ごちそうの材料を買っておく
クリスマスや年末年始は、いつもより豪華な食卓を囲むご家庭は少なくないでしょう。
しかし年末が近づくにつれて、スーパーの物価はぐんと上がり“あれもこれも高い”状態に……。いつも買っている何気ない食材まで、「高級品しかない!」「そもそも置いてない!」という事態に陥りがちです。
そこでわたしは、ごちそう用の材料をあらかじめ購入し、冷凍ストックしています。
クリスマス用のケーキは手づくりするので、冷凍のホイップクリームとスポンジを買い置き。年越しそば用のえびも、すでにストック済みです。
スーパーもオンシーズンの食材は価格が上がり、品切れで買えない……なんてことは珍しくありません。手に入らないと「高くても買うしかない」と諦めて、食費もかさみます。
ごちそうに使う食材は、スーパーの価格が上がる前、なんでもない日に買っておくと節約になりますよ。
外食は予算を立てて計画的に
1年の中でもイベントが多く、特別感のある12月。“せっかくだから”と外食する雰囲気になりがちですが、流れで外食するのはおすすめできません。
わが家の場合、家族5人でレストランへ行くと最低5,000円はかかります。焼き肉やしゃぶしゃぶになれば、食べ放題にしても1万円超え……。たった1回の外食で、日々の節約が水の泡になってしまうんです。
そう考えると、たとえ12月でも予算と計画を立てるのはとても大切。流れで外食するのは避け、スケジュールや使えるお金を決めて外食を楽しみましょう。
冬休み対策をしておく
お子さんがいる方は、冬休みのお昼ごはん問題も大きな壁。12月から1月にかけての約2週間は、給食という頼みの綱がなくなります。
「献立が思いつかない」「自炊はもうイヤだ……」と心が折れて外食に走らないよう、事前にお昼ごはん用の食材をストックしておくと、必要以上に食費はかさみません。
わたしは、冷凍のチキンナゲットや袋麺など、簡単に準備できる惣菜やレトルト食品を買い置き。昼も完全自炊にすると疲れてしまうので、「昼は手間抜きをしてもいい」と割り切っています。
食費予算を増やすのもアリ
イベントが多く、お昼ごはんの負担が増える12月は、いつもと同じ食費予算でやりくりするのは困難です。無理な予算を設定して心が折れるよりは、“特別費”として食費を上乗せしておくのもおすすめ。
事前にすこし準備をしておくだけでも、外食費や食材購入費はおさえられますので、ぜひ試してみてください。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア