新百合ヶ丘駅北口 一般車乗降場が供用開始 2月5日 交通渋滞緩和へ
新百合ヶ丘駅北口周辺の交通渋滞を緩和するため、市は新百合トウェンティワンビル前に新たな一般車の乗降専用スペースを整備し、2月5日(水)に供用を開始する。
新たな乗降場は、同ビルと麻生区役所の間を通る区画街路10号線の駅側一車線に整備された。植栽部分を含めて4・5mあった歩道を切り詰め、歩行路を残しながら車道を2・5m拡幅。4台程度の車両が進入して、一時的に乗り降りができる延長約30mのスペースを確保した。
同駅では、駅利用者増加に伴い一般車の交通量が増え、北口駅前広場内の混雑や、周辺道路の渋滞が課題となっている。同駅周辺は再開発の方向性が示されているが、市は現状の課題を解決するため、短期的な取り組みも並行して進めている。市の担当者は乗降場について、「利用状況などを検証し、より使いやすくなるよう改善を図っていきたい」と話す。
市では、駅前広場は公共性の高いタクシーや高齢者・障害者などを優先し、一般車両は新設した乗降場を利用してほしいとしている。また、区画街路10号線の横断をしないよう呼びかけている。
(問)市地域整備推進課【電話】044・200・3011