東京ヴェルディ ランドセルカバーを寄贈 多摩市などの新1年生に
サッカーJ1・東京ヴェルディはこのほど、多摩市を含むホームタウンの小学校に通う新1年生にランドセルカバーを寄贈した。4月にはホーム・味の素スタジアムで開かれた公式戦前に各自治体の小学生を招待し、贈呈式や選手との交流などを行った。
今回の取り組みはホームタウンの子どもたちの交通安全に対する意識の向上や反射板付きランドセルカバーを着用することによる交通事故防止などを目的とした事業。これまで稲城市と日野市の新1年生に寄贈していたが、今年度から初めて多摩市の児童に約1100枚のランドセルカバーが寄贈された。
多摩市用のカバーには、東京ヴェルディ公式マスコットの「リヴェルン」と多摩市の広報キャラクター「にゃんともTAMA二郎」がコラボレーションされたデザインになっている。
ホーム・味の素スタジアムで4月12日に行われたヴィッセル神戸戦の試合前には、公募で選ばれた各自治体の新1年生がランドセルを背負って登場し、贈呈式が行われた。その後、児童と選手がハイタッチするなど交流するシーンもあった。
贈呈式に参加した多摩市教育委員会の千葉正法教育長は「多摩市の小学生に親しみやすいデザインで、ドライバーなどからの視認性の良いランドセルカバーを寄贈して頂いた。関係者の皆さまに深く感謝したい」と話していた。
東京ヴェルディは、ホームタウンとの交流事業として該当の自治体に在住もしくは在学、在勤している人を無料や特別価格で招く「ホームタウンデー」の開催、サッカースクールなどを行っている。