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富山県の岩瀬と氷見を結ぶ越中浜街道。かつては大伴家持や松尾芭蕉が歩いたとされる歴史ある街道で、古い宿場や商店の面影が今も残ります。

JR氷見駅から徒歩5分、浜街道沿いに青い扉が目印の「ベーカリー ごパン」があります。

歴史ある街道沿いらしく、狭い間口のこじんまりとしたパン店ですが、自家製の天然酵母と国産小麦を使用したハード系から惣菜系まで、およそ30種類のパンが揃います。

店のイチオシはイタリア発祥ハード系パン「チャバタ」

店のオススメは、イタリア発祥のパン「チャバタ」。

表面はパリッパリのハード系。ですが、中には気泡を多く含んでいて、ふんわり、もっちりした食感のパンです。

サンドイッチにするのがオススメだそうですが、そのままでも香ばしさが際立って、おいしく食べられます。「ごまチャバタ」は、ごまの風味が加わってさらに香ばしく、噛めば噛むほどうま味があふれます。

全種類食べたい！ 花のようにカラフルでかわいい蒸しパン

店頭に並ぶ商品の中でひときわ目をひくのが「蒸しパン」。花が咲いたようにカラフルで華やかです。常時8～9種類が並んでいて、どれにしようか迷ってしまいます。

抹茶味は小豆入り。もちもちの白玉ものっていて、人気の商品です。

季節限定のかぼちゃ味は、色鮮やかなオレンジの見た目から気分を盛り上げてくれます。これからのハロウィンのイベントやパーティーなどでも使えそう。

味のほうは、かぼちゃの甘さを活かしたやさしい味わい。ほっこりと癒されます。

紫のものは、さつまいも味。ゴロっとした大きめの紫芋が入っていて、食べごたえがあります。

いちごとチョコ、うしパンはチョコレート好きに人気の商品。

小さなお子様にも安心して食べてもらえるようにと、すべて着色料などは使用せず、素材の色を活かして作っているそう。

お土産に持って行っても喜ばれそうな蒸しパンシリーズですが、今後はコーヒーホイップや肉まん風の蒸しパンも登場する予定なんだとか。新商品の情報は、店頭やSNSで確認することができます。

「ごパン」という名前に込めた想い

「日本人は主食にごはんを食べる習慣がありますが、ごはんの代わりに自分の作ったパンが食卓に並ぶとうれしいなと思って」

そう語るのは、店主の午房さん。期待を込めて店の名前を「ごパン」に決めました。

漁港が有名な氷見市に店を構えていることから、将来的には地元で水揚げされる魚を使ってチャバタサンドにも挑戦したいそう。どんなメニューになるのか、楽しみですね。

出典：KNBテレビ「ちょこミラ」
　　　2024年9月22日放送
記事編集：nan-nan編集部

【ベーカリー ごパン】
住所　富山県氷見市伊勢大町2-6-6
営業時間　7:00～17:00
定休日　日・月曜