メニューは60種類以上!? 北海道で見つけた「不思議な看板のお店」
『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。
北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人（＝ライカーズ）をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声（＝Voice）で伝えます。
今回は2023年11月11日の放送回をご紹介します！
メインパーソナリティー
田村みなみさん（以下、田村さん）：『株式会社STVラジオ』
柳澤美空（以下、柳澤）：『北海道Likers』プロデューサー
注目のスポットは？
週ごとにテーマをかえて、『北海道Likers』のウェブサイト内で人気だった記事など、北海道を愛する話題を紹介する『Likers PICKトーク！』。
今回は前回に引き続き、『北海道Likers』で記事を書いているライター・吉田匡和さんに来ていただき、注目のスポットを紹介してもらいました！
柳澤：今夜は、吉田さんの注目のスポットを教えてください。
吉田さん：夕張市清水沢にある「バロン」というお店です。不思議なお店で、清水沢の市街地のなかなかたどり着けないようなところにあります。いちばん不思議なのが看板ですね。1つの看板に「炭焼 バロン」という字があり、さらに「スナック男酌」。さらにうっすらと「スーパーフレッシュ」という文字も見えるんです。
柳澤：看板だけでは何屋さんなのかさっぱり分からないですね。
田村さん：実際はどんなお店だったのですか？
吉田さん：「バロン」は食堂で、ラーメンや定食などを出しています。隣に小さなドアがありまして、そこがスナック。うっすらと見えた「スーパーフレッシュ」は、かつて現オーナーのご両親がやっていたお店でした。スーパーをやめて食堂とスナックをやっているお店だったんです。
柳澤：そんななか、惹かれたポイントはどこだったのでしょうか？
吉田さん：まず「いったい何なんだろう？」というところから惹かれました。メニューがすごく多いんです。メニュー表を見たら4枚に分かれていて、およそ60種類。ラーメンだけでもかなりの種類があり、定食もあり、なぜか鉄火丼やうな丼のようなものもある。
それらがレギュラーメニューで、さらに裏メニューもあるという話なので、「どれだけあるんだ」と思いましたね。
吉田さん：何でも食べられるというのがポイントです。お話を聞いたのは娘さんなのですが、お母さんが料理をされているらしく、まずお母さんが食べたいものを作っていったと。そしてお客さんからいろいろな要望があり、素直に聞いていたらそれだけのメニューになってしまったという話でした。
柳澤：行って食べてみたいですね。
吉田さん：最初取材のお願いをさせていただいたときに、「家族で回していて、これ以上お客さんが来ても対応できない」ということで1回難色を示されました。
しかし、おじいちゃんが営んでいたスーパーの店舗をお父さん・お母さんが継承し、お母さんのやりたいことを娘さんが手伝うというストーリーがとても素敵だと思い、「今までやってきた親子のストーリーを残させていただけないか」ということで、取材を快諾していただきました。
吉田さん：記事を実際に見ていただき、「私たちの家族の記録を残してくれてありがとう」とお返事をいただいたので、すごく良い仕事ができたなと思います。
田村さん：改めて、とても素敵なご家族がやられているのだと感じました。ご紹介いただきました夕張市清水沢にある「バロン」、みなさんも見つけてみてはいかがでしょうか。今夜は『北海道Likers』ライター・吉田匡和さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
吉田さん：ありがとうございました。
■バロン
■住所：北海道夕張市清水沢清陵町62
■電話番号：0123-59-7640
ライター・吉田匡和さんよりコメント！
Q. あなたの北海道“LIKE”は？
A. 都会のすぐそばに自然があるところが好きです。野鳥が訪れる公園で、お弁当を片手にバードウオッチングすることもあります。
Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします！
A. 私の記事は取材対象のストーリーを大切にしています。今後も楽しい、美味しいの裏側に秘められた想いをお伝えします。
【画像】株式会社STVラジオ