興味ある?やってみたい?【ママ・パパたちの副業事情】
●【2月9日は副業の日】「副業」によって「幸福」に働く
2018年、副業紹介サービス「プロの副業」を展開している株式会社ホールハートが、2月9日を「副業の日」と制定しました。「副業」を通してスキルを磨いた人が、やがてパラレルな「複業」を実現させること。そして、個人が社会で「幸福」に働くことができる文化を醸成したいという思いを込めた記念日です。3つの「ふく」にちなんで、「ふ(2)く(9)」と読める2月9日が選ばれたということです。
「ママ・パパ」をやってるだけで「副業」と同じ?
すでに仕事を持つ人が、新たにほかの仕事を始める「副業」。
今までは就労規定により「副業禁止」の企業がほとんどでしたが、社員が多くの経験と学びを得るため「副業OK」としている企業もめずらしくなく、公務員にも内容に限りはありますが副業が容認される流れになっています。育児中のママ・パパたちも「副業」に対して関心を持っているのでしょうか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』で聞いてみました。
「パートですが、時間を持て余すこともあったので、アルバイトを探しました。でも、アルバイトの方がかなり条件が良くて、アルバイトのシフトが出てから、パートのほうもシフト希望を出してます」
「本職は週2勤務で、ダブルワークで月4回ほど結婚式場で働いています。私はまだ扶養控除の範囲内での働き方を選んでいますが、同僚はそれ以上の働き方をして社保も加入しています。私もあと数年したらそうしていきたいなと思います」
「ダブルワークを始めて2年になります。収入的には助かっていますが、休みがほとんどないので体はなかなかきついです。どちらも頼られる存在になっちゃってることも精神的重圧が…」
パートやアルバイトでもともとフルタイム勤務ではないなどで、空いた時間に副業=ダブルワークをする人も。
「社会保険料はどうする?」「確定申告は?」「体力的にキツイ」などの悩みがあるよう。
「1歳と5歳の子どもを保育園に預けて、4月からパートで働いています。最近仕事量が減り、かつパートも1人増えたためとっっっても暇で、勤務日数が減っています。出勤してもやることがなく、苦痛なのでやむを得ず自分から休みを多く希望している状況です。理解あるけど、あまり稼げない職場に居続け、単発の派遣など、その都度探してダブルワークをするか、思い切って転職して収入アップを目指すか悩んで悩んでいます」
本業だけでは時間が余ってしまうなら、収入アップも考えて「副業」もアリな気がしますね。
ただ、ラクしてたくさん儲けようとすると、怪しい仕事もあるのでご注意を!
「在宅ワークの人が集まる口コミサイトで詐欺まがいの副業を始めようと相談してる人や勧誘してる人を時々見かけます。従来からある古典的副業手法もあるけど、スマホ世代ならではの詐欺も多くあるので、気を付けて!」
そもそも「子育て」はそれだけで「ひとつの仕事」といえるかも。
「下の子が幼稚園に上がったのを機に、子どもが帰ってくるまでの隙間をお小遣い稼ぎに使おうかな?という軽い気持ちで週3でお昼過ぎまで、パートに出ています。家事・育児が私の今の本業だと思っているので、パートはあくまでも副業、お小遣い稼ぎです」
世のママ・パパはダブルワークしてる人に負けないくらい忙しい!
副業してる人も、働きすぎには気をつけて!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。