スープも飲み干して! もちもち生パスタが自慢の富山まちなかイタリアン【doppietta】
大きな商業施設やアーケードがかかった商店街、図書館とガラス美術館などが集まる富山市まちなかの繁華街、西町。その交差点脇でイタリアンと定食を提供していた「okateria」が、イタリアン専門になったことで店名を「doppietta(ドッピエッタ)」にリニューアルオープンしました。
「doppietta」は、サッカーの試合で同じ選手が2ゴールを決めたときに使うイタリア語。イタリアのサッカー、カルチョが好きな店主が、「2点目」と「2店目」をかけて名付けました。
富山市西町の交差点、平和通りと総曲輪通りの間のアーケード街。
落ち着いた赤い外壁と軒先の植物の緑が、まるでイタリア国旗のトリコローレのようで目を引きます。
一転して店内は、シックなマットブラックの壁にペンダントライトのやわらかな光とナチュラルウッドのテーブルや椅子が大人っぽい落ち着いた空間を演出しています。
奥に長いこじんまりとした店で、席は全部で20席ほど。1人掛けの小さなテーブル席もあるので、少人数でも気軽に立ち寄ることができそうです。
汁まで飲める!?
追い求めたのは“ラーメンのようなスープパスタ”
「doppietta」では、2024年5月から日替わりでスープパスタのランチを始めています。
トマトやクリームなど、スープの種類は毎日3種類。季節ならではの食材を使うため、冬にはカブや大根を使ったスープも予定しているそう。
「doppietta」のスープの最大の特徴は、ベースに昆布の出汁を加えていること。昆布から煮出した和風テイストな出汁とイタリアンとの組み合わせは意外に思えて驚きますが、出汁を効かせて薄味に調えたスープは飲み干したくなるほどうま味がたっぷりです。
パスタにもこだわっています。
それが、タリアテッレと呼ばれる太くて平たいリボン状の生パスタ。
もともとは乾麺を使用していましたが、“ラーメンのようなスープパスタ”を追求した結果、モチモチ食感の生パスタに行き着いたんだとか。
「乾麺で何回試してもしっくりこなくて…ラーメンの麺を入れたこともありました」(店主)
富山市西町に店を構えて2024年で3年、店名や内装をリニューアルし、生パスタにも挑戦と、攻めの姿勢を続けている「doppietta」。その新しいメニューに加わったスープパスタはラーメン感覚で気軽に楽しめそうです。
店舗情報
【doppietta】
住 所 富山市西町4-1-2
電 話 076-422-1855
営 業 ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)(生パスタがなくなり次第終了)
ディナー 18:00~22:00(L.O. 21:00)
定休日 月曜、不定休あり
記事編集:nan-nan編集部