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甲子園で“富士山ダービー” 過去2回は静岡県が山梨県に敗戦 掛川西がリベンジ狙う

Shizuoka

夏の甲子園は7日に開幕

■大会4日目の第4試合 掛川西VS日本航空

第106回全国高校野球選手権が7日、開幕した。静岡県代表の掛川西は大会4日目の10日、山梨県代表の日本航空と対戦する。甲子園での“富士山ダービー”は春夏通じて3度目となる。過去2回はいずれも静岡県代表は黒星を喫し、掛川西も敗れているだけに、静岡県民は3度目の正直を期待している。

夏の甲子園に出場する掛川西高校 昨年からリーグ戦にも参加

夏の甲子園は7日に幕開けした。26年ぶり6度目の出場を決めた掛川西は、60年ぶりに夏の聖地で勝利を目指す。

4日に行われた組み合わせ抽選により、今大会に対する静岡県民の関心は一層高まった。抽選会で掛川西・山下陸人主将が引き当てたのは、3年ぶり7度目の出場となる日本航空とのカード。絶対に負けられない“富士山ダービー”が決まった。

日本航空は、山下主将が個人的に対戦を熱望していた相手でもあった。4番に座る小林幹汰内野手は小、中学生時代の友人で、浜松南リトルではバッテリーを組んでいたという。

日本航空は山梨大会5試合で失点は6、チーム打率.379と投打のバランスが良い。決勝戦の東海大甲府戦は7-1で勝利。粘り強い打撃で四死球を10個選び、さらに本塁打でも加点する攻撃力の高さを見せた。

掛川西は日本航空と毎年、練習試合をしている。今年4月は勝利しているが、練習試合と公式戦は同じではないとナインは理解している。4か月あれば、チームは大きく変化している可能性もある。

ノックをする掛川西・大石卓哉監督

■聖地で3度目の対戦 過去2回は掛川西と静岡高校が敗戦

静岡県代表と山梨県代表が甲子園で対戦するのは、今大会が3度目となる。初めて激突したのは、1994年のセンバツだった。この時は掛川西が1回戦で山梨学院大付(現:山梨学院)に1-7で敗れた。初回に4失点し、6回表にソロ本塁打で得点したが、その裏に3点を失った。

2度目は2015年の夏。静岡高校が1回戦で東海大甲府と対戦し、7-8で敗れた。この時の静岡高校は、現在楽天でプレーする堀内謙伍捕手や西武の鈴木将平外野手を擁し、県内では圧倒的な強さを誇った。だが、聖地では勝利まで一歩及ばなかった。この試合、4番に座った堀内も1番打者だった鈴木も2安打を記録している。東海大甲府は3回戦で早稲田実業に4-8で敗戦。当時、1年生だった清宮幸太郎内野手に本塁打を含む3安打5打点と活躍を許した。

静岡県民と山梨県民にとっては、例年以上に応援の熱が入る夏の甲子園初戦。天候不良などによる順延がなければ、試合は10日の第4試合、午後3時45分からプレーボールとなる。

(SHIZUOKA Life編集部)

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