鷺沼町会が厚労大臣表彰 共同募金運動奉仕で
共同募金運動に対する長年の功績が認められ、鷺沼町会(持田和夫会長)は11月26日、浅草公会堂で開催された全国社会福祉大会で厚生労働大臣表彰を受けた。
1986(昭和61)年に発足した同町会は、現在約3300世帯が加入し、活発な町会活動を続けている。その一つが赤い羽根共同募金だ。当初は一軒一軒を訪れ集金していたが、班長などの負担が大きく、約30年前に、参加率を案分した金額を町会費でまとめて募金する仕組みを導入したという。東日本大震災などの大災害時には、役員が代わる代わる鷺沼駅前で募金活動を実施。厚労大臣表彰はこうした長年の取り組みが評価された。
持田会長は「前身の町会時代から続けている活動。社会貢献として今後も続けていきたい」と述べた。
赤い羽根共同募金は、戦後の民間運動としてスタート。当初は被災した福祉施設を中心に支援が行われ、今は地域福祉の推進のために活用されている。