台湾半周、鉄道ひとり旅。 【①前編】
少し前の話になりますが、昨年のゴールデンウィーク休暇に少しばかり有給を足し、台北から台南まで鉄道で縦断するひとり旅に行ってきました。
台湾旅行といえば台北や九份が人気の旅行先ですが、他の街での旅行もとても楽しかったので、皆さんに台湾の様々な街の見所や魅力をお伝えできればと思います。
「弾丸で台湾縦断してみたい!」「台北以外の街も気になる!」という方に向けて、今回は旅の様子をダイジェスト版でお届けします。
旅のスケジュール
期間:全11日間
10日目夜に空港へ移動、空港で待機ののち早朝便の飛行機に乗るため、実質10日間
旅程、ルート
1日目:台北(14時頃 台湾桃園国際空港着)
<宿:台北>
2日目:台北 → 台中→ 彰化
<宿:彰化(2泊)>
3日目:彰化 ⇄ 鹿港
4日目:彰化 → 日月潭
<宿:日月潭>
5日目:日月潭 → 嘉義
<宿: 嘉義(2泊)>
6日目:嘉義 ⇄ 北港
7日目:嘉義 → 台南
<宿: 台南(2泊)>
8日目:台南
9日目:台南 → 台北
<宿:台北>
10日目:台北→ 桃園(台湾桃園国際空港)
旅日記(ダイジェスト版)
1日目:台北
宿でチェックインを済ませ一息つき、街を歩き始めたのは日暮れ頃。
台北駅構内地下街にあるドリンクスタンド「Soft Drink Bar TTI」でマンゴーミルクスムージーを飲んでから、
夜ごはんに地元の人達で行列ができていた中華料理店で海老炒飯。
それから夜市を歩いて「台湾旅行が始まった!」という実感を楽しみました。
今回の旅では、街並みの観光の手段の一つとして、レンタル電動自転車「YouBike」を利用してみました。街歩きならぬ「街チャリ」です。
2日目:台北 → 台中→ 彰化
台北から「台湾鉄道 自強号」(=日本の特急に相当)に2時間ほど乗り、お昼頃に到着!
意外と台中って台北からすぐ行けたのか。これなら台北での短期旅行中に日帰りや一泊でも行けるなあと実感。
宿は別の近くの街「彰化」で予約しているので、一旦駅の近くの「行李房」(荷物を預けられる場所)に荷物を預けて、いざ台中観光!
この日もYouBikeに乗ったり歩いたり、広い範囲でフラフラと街ぶら観光です。
人気店「山河魯肉飯」でどーんとどでかいほろほろのお肉が乗った魯肉飯を食べたり、
お洒落に眼科や銀行をリノベしたアイス屋さんの「宮原眼科」「第四信用合作社」で、ウーロンミルクティーやマンゴーなど台湾ならではのフレーバーの美味しいアイスを食べたり、夜には夜市を歩いて台中を堪能した後、荷物を受け取り、次の街「彰化」へ移動しました。
3日目:彰化 ⇄ 鹿港
この日は早起きをして、朝の散歩がてらローカル市場「三民市場」へ。
大きくてとても活気に溢れた市場で、市場の人たちの活気からエネルギーを貰えました!(とても気に入ったので翌朝も行きました。)
市場での購入品は「愛文マンゴー」。
お店のおっちゃんに「今日食べて美味しいの」と選んでもらい、宿に戻って切って食べてみたら、大当たり!!
約400円なのに、以前ふるさと納税で頼んだ高級マンゴーと同等の美味しさで感動しました!
彰化からローカルバスに40分ほど乗り、赤煉瓦と赤提灯が並ぶノスタルジックな雰囲気で人気の観光地「鹿港老街」にも行ってきました。
4日目:彰化 → 日月潭
今日はこの旅の中でも特に楽しみにしていた「日月潭」へ。
また、移動自体が目的でもあります。
日月潭へ行く道中で乗る鉄道「集集線」は、谷間にあるのどかな田園風景などを楽しめると人気のローカル線。
一部区間をレンタルバイクで、線路沿いをサイクリングも人気だそうです。
「集集駅」で降車し、街を少しぐるりと歩き、ここからローカルバスに2台乗り継ぎ「日月潭」へ。 集集駅の街は人や車なども少なく、街歩きでは穏やかな時間を過ごせました。
電車2本バス2本を乗り継ぐ大移動でしたが、お昼頃には無事に日月潭に到着!
お天気にも恵まれ、到着して湖を一目見た瞬間「来てよかった!!」と確信した、日月潭。
「日月潭」は、台湾のほぼど真ん中に位置する山間にある台湾最大の湖です。
美しくて絶景で、嬉しくて幸せで、お昼過ぎから夕暮れまでの間に船もサイクリングもロープウェイも濃縮もりもりてんこ盛りで満喫しました!
5日目:日月潭 → 嘉義
今回の旅の宿泊は、基本的にゲストハウスのドミトリー(共同部屋のベッドの一つを利用し宿泊)で節約しましたが、日月潭での一泊だけは奮発し、湖が目の前で、部屋やバルコニーから一望できるホテルを予約しました!
本当に素敵な朝を迎えることができました。
名残を惜しみつつ日月潭を後にし、バスに乗って集集線の最終駅「車埕」へ。
山に囲まれたのどかで小さな観光地でした。
それから再びバスや電車を乗り継ぎ南下し、次の街「嘉義」へ!
嘉義での一番の目的は名物「火鶏肉飯」。七面鳥の鶏肉飯です!
滞在中に色々な火鶏肉飯屋さんへ行き、食べ比べしました。これを食べに嘉義に来たと言っても過言ではない。
個人的には「民主火鶏肉飯」と「阿宏師火雞肉飯」が同率一位!また食べたいな。
次回、旅の後半へ続く
最後に余談ですが、台湾の人たちはよく挨拶に「バイバイ」という言葉を使います。
お店の人にも年配の方にも「バイバイ!」と言われると、日本人にとっては友達のように距離を近く感じたり可愛らしく聞こえますよね。台湾人の「バイバイ」挨拶、ちょっといいなあ、と感じています。
次回は旅の後半! バイバイ!再見~!!