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【今週の『ONE PIECE』の話題は?】ゾロ、ついに覇王色の覇気を自覚! サンジも覚醒の兆し? シャンクスの左腕には天竜人の“マーク”が<1152話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載27年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

6月23日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1152話“ヒドい一日”では、ゾロが覇王色の覇気を持っていることが確定しました。さらに、過去のシャンクスの左腕にある“マーク”やルフィのロキ勧誘、ハラルド王の過去など注目ポイントが満載! 本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。

※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1152話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。

 

 

ゾロ、ようやく覇王色の覇気を自覚! サンジも覚醒の兆しか

陽界の惨状を知らされたルフィたち冥界組は、いよいよ出陣するべく動き出します。ヤーさんことギャバンによると、神の騎士団を倒すためには覇王色の覇気の使い方が大切だとのこと。そこでギャバンは、ゾロに備わる覇王色についても指摘します。

ゾロは自身に覇王色が備わっていることに気付いておらず驚いていましたが、ルフィからすれば「(覇王色が)ダダ漏れ」、ギャバンに言わせれば「だいぶ体に馴染んでる」とのこと。自分でも気づかないうちに、すでに覇王色を使いこなしているようです。

作中ではこれまでもカクから“魔獣のような気”が満ちていると言われたり、アプーから“もの凄い殺気”を放ったと言われていたり、ゾロと対峙したモネが恐怖で動けなくなってしまったりと、覇王色の発現を思わせるような伏線はいくつも描かれてきました。さらにワノ国ではカイドウに「…まさかお前も…“覇王色”を…!!?」と尋ねられていましたし、キング戦では「閻魔」の力も手伝ってルフィの言う通り覇王色がダダ漏れ状態でしたね。

そのため読者からは「わりとみんな気付いてた」「やっと自覚したんかいw」「逆になんで気づかないんだよ」「恐ろしいほど鈍感」「まぁルフィみたいに特訓の機会とかなかったもんな…」とさまざまなツッコミが。

ギャバンはそんなゾロの無自覚さに対し「認識してコントロールできてこその“力”だ!!!」「そんな事で「四皇」の船長を支えていけんのか!?」と厳しい言葉をかけますが、「う…すまん」と素直に謝るゾロの姿も印象的でした。海賊王の元クルーからの叱責を胸に、ここから麦わらの一味のNo.2としてゾロらしく覇王色の力を伸ばしていくのが楽しみです。

一方、その傍らでギャグ要員的にあしらわれたサンジですが、彼もまた覇王色の可能性を感じさせるキャラクターです。

ギャバンが「どうやら「覇王色」があるのは1人じゃなさそうだな」と覇王色を持つ者の人数を断定しなかったこと、サンジが自分には覇王色がないのかと尋ねた後の意味深なコマ。そして何よりルフィ・ゾロ・サンジとロジャー・レイリー・ギャバンのミラーリング構造が明らかな点から、ギャバンと対応する一味三番手のサンジが覇王色なしというのは考えにくいですよね。今後どこかのタイミングでサンジにも覇王色覚醒イベントが訪れる予感です。

 

第1話の名シーンから繋がっていた? シャンクスの左腕に天竜人のあの“マーク”が……!

14年前、アウルスト城でハラルド王が命を落とした日は、シャンクスもエルバフに居たことが明らかになりました。そこでシャンクスはギャバンに“聖地(マリージョア)”でのエピソードも語っており、やはり彼の出自はフィガーランド家の天竜人であることがうかがえます。

なによりも決定的だったのが、当時のシャンクスの入浴シーン。今はなき左腕のヒジ上あたりに、黒いタトゥーのような“マーク”が刻まれていました。

神の騎士団や五老星は、五芒星(アビス)から任務地へ召喚(派遣)されます。しかしキリンガム聖によれば「“マーク”がないと五芒星(アビス)を通ることができない」そうで、エルバフ編では実際にソマーズ聖、キリンガム聖の左腕にもシャンクスのものと似たタトゥーが確認できるシーンがありました。このことから、読者の間では一定以上の地位、もしくはポジションについている天竜人には左腕にタトゥーが入っているのではないかと推察されていたのです。

今回描かれたシャンクスの左腕のタトゥーも、彼らのものと完全一致ではないにせよ似た模様と雰囲気。まさに五芒星(アビス)を通るための“マーク”であると考えられます。

とすると、海賊として生きることを選んだシャンクスにとって、天竜人の象徴ともとれるうえにどこにいても強制召喚されてしまう“マーク”は文字通り枷になっていたはず。

そこで、SNSでは「だから左腕食べさせたのか」「シャンクスほどの実力者があんな海王類に腕とられる意味がわからなかったけど、そういうことだったの…」「第1話に繋がってるってこと?鳥肌なんだが」との解釈が広がっているよう。

第1話のあまりに有名なシーン「ジャングズ…!!!………………!!!腕が!!!」。もちろん、ルフィを助けることと海の恐ろしさを教え導くことは大前提だったとしても、シャンクスにとって不要な“マーク”も事故と見せかけて捨てられるのであれば好都合だったのではないでしょうか。

真意が語られるまで本当のところはわかりませんが、あのシーンがシャンクスの出自につながる伏線としても機能していたのであれば、巧みなストーリー展開に唸らずにはいられません。

 

ロキ勧誘に「熊本に60メートルの銅像が建つ!?」の声。ハラルド王の過去も明らかに

そして第1152話は、ルフィがロキを仲間に勧誘したシーンも見どころでした。

読者の間でもロキは“いいヤツ”であるという説が有力であり、かつてルフィがゾロの悪名の真相を知り仲間に引き入れたのと同じ展開を望む声も少なくありませんでした。そのため今回の勧誘は喜ばしかったものの、一部ではとある心配の声も。

それは、現在熊本に建つ麦わらの一味の銅像のこと。作者・尾田栄一郎氏の出身地である熊本には、県内各地に麦わらの一味それぞれの等身大の立像が設置され、人気の観光スポットとして賑わっています。

新たにロキが一味に加わるとなると、彼の銅像も新たに造られるはず。ロキはまだ身長が判明していませんが、古代巨人族の血をひくとされるかなりの大柄で50〜60メートル級だと予想されています。そのため、「真っ先に銅像が心配になった」「仲間になるのはいいけど熊本にそんなでかい銅像建つんか」「ブルックの像ですら両膝ついたポーズなのにw」「牛久大仏の半分ぐらいだからいけるいける」などの声が寄せられているというわけです。

実際に仲間になるかどうか、銅像がどうなるかはさておき、ルフィとロキがこの戦いで両者認め合い絆を深めていく予感のする熱いシーンでしたね。

また今回は生前のハラルド王の姿もお披露目され、ここからは14年前に起きた事件の詳細も明らかになっていきそうです。ハラルド王は悪魔化してしまった兵士たちにやられているようにも見えましたが、実態はいかに……。事件の全貌が語られることでロキの誤解が解け、ハイルディンとの関係性やエルバフでの扱いが変化していくことにも期待したいですね。

 
[文/まりも]

 

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