『洋食とワインにMARGOSE』で出会った珍しい「ゴーヤタルタル」の海老フライランチ 尼崎市
大阪や神戸のビストロやフレンチで腕を磨かれたシェフが営むおしゃれな洋食店『洋食とワインにMARGOSE(マルゴーズ)』(尼崎市)でランチを食べてきました。
阪急武庫之荘駅から徒歩約9分の落ち着いた住宅街の中にあり、子供連れの家族や近隣住民で賑わうお店です。
店名の『MARGOSE(マルゴーズ)』とはフランス語で”ゴーヤ”という意味で両親が石垣島出身で店主も幼いころから沖縄料理に慣れ親しんでいたこともあってこの名前にされたそうです。店内はゴーヤにちなんで落ち着いたグリーンの壁紙やタイルで統一されており、とっても癒やされます。もちろん沖縄県の食材を使った「ゴーヤチャンプル」などのメニューもあります。
ランチは「ハンバーグ」や「ポークカツ」「ミンチカツ」など子供から大人まで大好きな洋食のメニューがずらりと並んでいます。今回筆者はタルタルソースにゴーヤが使われているという「海老フライ」ランチを注文しました。全てのランチにはスープ、パンかライスがつき、プラス500円で「前菜の盛り合わせ」もつけられるので前菜好きな筆者はそちらも注文しました。
本日の「前菜の盛り合わせ」は、豆腐のしらすのせ、生ハム、オレンジ風味のエスカベッシュ、スペイン風オムレツというラインナップで色鮮やかなのはもちろん、どれも美味しそうなのでどれから食べようか悩んでしまいます。
「オレンジ風味のエスカベッシュ」をいただくと爽やかなオレンジの香りが漂う一品で、魚の身はふっくらとしマリネ液がさっぱりとしているので、食欲が刺激されます。
「スペイン風オムレツ」は、カラフルな野菜がたくさん入っており風味豊かで卵はふわふわの食感でした。
メインの「海老フライランチ」が運ばれて来ました。お皿もとてもかわいく”洋食屋さん”というイメージにぴったりです。
まずはミネストローネスープからいただくと野菜の甘み、旨味をしっかり感じられ汗で冷えた身体を芯から温めてくれます。
ゴーヤ入りのタルタルはたっぷり盛りつけられていて、どんな味わいなのかワクワクします。
海老フライにのせて食べるととっても爽やかでゴーヤの苦みもさりげなく感じられるので、ゴーヤ好きはもちろんゴーヤがあまり得意ではないという両方の方々が楽しめます。タルタルには、ゴーヤやケッパー、シークァーサーの果汁などが入っているので、甘ったるくなくとても食べやすいです。海老フライは衣がサクサクで中の身はプリプリの食感で食べごたえも十分。普段筆者はタルタルが余ってしまうとそのまま残すことが多いのですが、こちらのは美味しすぎて全て完食してしまいました。
ビストロやフレンチではなくご近所さんに日常使いしてほしいとの思いから”洋食店”として2022年にオープンした同店。あまり他店では見られないお手頃なワインもたくさんあるそうなので、ぜひ家族や友人と訪れてみてください。
場所
洋食とワインにMARGOSE(マルゴーズ)
(尼崎市武庫之荘西2-41-10)
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日
不定休