区内で車止めの盗難多発 被害総額は152万円
保土ケ谷区内で年末年始にかけて、金属製(ステンレス)の車止めが相次いで盗難に遭う被害が確認された。
住民らの通報で発覚
保土ケ谷土木事務所の担当者によると、1月3日、近隣住民らから保土ケ谷土木事務所や北部公園緑地事務所に「車止めが無くなっている」という複数の通報があり、現地を確認したところ、盗難被害に遭っていることが判明したという。
1月8日時点で被害を確認できたのは、ポール型(幅11cm、高さ95cm)13基と門型(幅70cm、高さ60cm)4基の計17基。向台第三公園、仏向矢シ塚公園、西原第三公園、たちばなの丘公園、陣ケ下渓谷公園と市道2カ所に設置され、自動車や二輪車が歩道や公園内に侵入することを防ぐためのもの。いずれも通常は南京錠やボルトで固定されている。被害金額は総額152円に上る。
通報者や近隣住民らの話から被害は大晦日の12月31日から1月6日にかけて頻発したとみられ、市は4日から6日までに保土ケ谷警察署に被害届を提出。現在は応急処置としてカラーコーンが設置され、安全対策が講じられている。
対策は慎重に
今後の対策について同事務所の担当者は「日常のパトロールや公園施設の点検の際に状況を確認していく。被害に遭った車止めについては、南京錠やボルトごと盗まれているため、同じものを新たに設置するかどうかなど、今後の対策をしっかりと検討し慎重に進めていきたい」とした。