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県高校総体特集 テニス女子 注目校紹介② 大分舞鶴 団体戦に必要な適応力で全国総体目指す 【大分県】

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団体戦に必要な適応力で全国総体を目指す大分舞鶴

 大分開催となるテニスの全国高校総体(インターハイ)。地元出場枠が設けられ、団体は2位まで、個人シングルスは4位、同ダブルスは2位までの選手、ペアが出場できる。25日に始まった県高校総体の女子では、福徳学院が個人シングルス、ダブルスで全国高校総体の出場枠を全て獲得した。団体戦でも優勝が濃厚だが、残り1枠を懸けた戦いは混戦となりそう。今回は2位争いに加わりそうな注目校を紹介する。

 

 優勝には届かないが2021年以降、2位の座を確保するのが大分舞鶴だ。エースの工藤里菜(3年)は1年の頃から個人シングルスで全国高校総体に出場する実力者。3年連続出場の夢は途絶えたが、今年に関しては当初から「団体戦でインターハイに出ることが目標」と掲げていた。「自分がポイントを取ってチームに勢いを与えたい」と覚悟がにじむ。

 

実力のある選手がそろい総合力は高まった

 

 キャプテンの後藤彩心(3年)は、シングルスでもダブルスでも自分の良さを出せる選手。宮崎祐樹監督は「対戦相手や試合の状況に応じて、試合を組み立てることができる。(シングルス、ダブルスの)どちらで起用しても力を発揮できるのは団体戦において強みになる」と話す。選手目線でのチーム状況などを後藤に聞き、メンバー構成について一緒に選考するほど信頼は厚い。

 

 工藤、後藤に次ぐ3番手となるのがサウスポーの丸山未結(2年)。チーム一の球速があり、フォアハンドを武器とする。成長著しい2年生の活躍がポイントとなりそう。核となる選手がいて、自分の役割を発揮でき、特徴を生かせる選手もいる。年々、力のある選手が加わり総合力は高く、試合ごとにオーダーを組み替え、柔軟に対応できる適応力を備えている。宮崎監督は「第2代表を死守しようという考えでは後手をとる。あくまでも挑戦者であり、目標は優勝。自分たちの力を存分に出せるように対策を練りたい」と選手を適材適所に配置して、全国高校総体出場を目指す。

 

全国高校総体の出場権獲得を目指す

 

 

(柚野真也)

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