つながりの「糸」で未来紡ぐ 茅ヶ崎市はたちのつどい実行委員長 橋本大河さん
つどいの開催に向け昨年の4月末から準備を進めてきた21人の実行委員の中で、委員長を務めるのは浜須賀中出身の橋本大河さん。中学時代の恩師に声を掛けられ実行委員会に加わった。大学やアルバイトなど多忙を極める中でも「せっかくの機会だから経験したい」と委員長に名乗りを上げたという。中学時代にサッカークラブのキャプテンや学級委員などを務めていたこともあり、経験を生かして先頭に立ち、士気を高めてきた。
今年のテーマは「糸」。20歳を迎え、参加者が再び地元に集結する様を繊維になぞらえ、新しい未来を「紡ぐ」姿をイメージした。
記念事業は2021年から続けているという「えぼしパス」を今年も実施。新成人は事前に送られたパスと身分証明書を協賛する店舗や企業で提示することで、さまざまな特典が受けられる。また今年はクイズ大会を初開催。参加者が楽しめるよう、市や中学校のことなど地域にまつわる問題が出題され、正解者には景品が贈られる。
橋本さんにとっての茅ヶ崎は「住みやすくて、みんなが温かい大好きな場所」。だからこそ、「より良い式にしたい」という。「みんなが来てよかったと思える場に、自分はやってよかったと思える場にしたい。式を通して新しく仲良くなったり、久しぶりに再会したりすることを楽しんでほしい。『地元っていいな』と思ってもらえたら」と意気込む。
つどいは1月13日(月・祝)に茅ヶ崎市民文化会館で開催。1部が午後1時〜2時(第一中、鶴嶺中、西浜中、鶴が台中、北陽中、中島中、萩園中)、2部は3時〜4時(松林中、松浪中、梅田中、浜須賀中、円蔵中、赤羽根中、アレセイア湘南中、茅ケ崎支援学校)。該当がない場合は、居住地の中学校通学区域の部へ参加を。