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吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【吉森HCで竿頭を獲るぞ!:第1回】

TSURINEWS

良型を手にする(提供:週刊へらニュース編集・ 関口)

テーマは「吉森HCで竿頭を獲るぞ!」。栃木県小山市にある吉森へら鮒センターで、メーターセットで殴り込みをかけた吉田。確かに枚数では頭だったが総重量となると微妙な線だった。取材日は2月25日(火)。

まずは結果を発表

いつもだと結論を先延ばしし、ダラダラと吉田の奮闘振りをお届けするのが通例だったが、吉田が好成績を収めたので今回ばかりは結果から申し上げよう。

釣り時間は7〜15時。釣り方は終始竿8尺メーターセットで釣果はジャスト50枚だった。池全体をくまなくチェックしていたとは言えないが、少なくとも枚数においては吉田がダントツだったと言えるだろう。また池主からも「50枚も釣ったなら間違いなく吉田くんが竿頭でしょう」と太鼓判を押していただいた。

耐荷重100kgのバッカンに座る!(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

ただし、これにはちょっとしたオチがある。枚数では確かに吉田がナンバーワンだったが、総重量となると疑念が残る。

というのも吉田の左並びで竿を振られていた埼玉県加須市在住のスーパー常連・羽鳥氏が竿7尺段差の底釣りで34枚をカウントし、そのほとんどが良型だったのだ。これは記者も吉田もチェック済み。なかには1kg超も交じり、良型をそろえきれなかった吉田とは雲泥の差。つまり仮に16枚の差であっても、総重量では僅差もしくは羽鳥氏のほうが勝っている可能性があった。

両者ともフラシを下ろしていないので正確な重量は不明。しかし仮にもマルキユーインストラクターがアタマを獲る!と豪語したのであれば、圧倒的な差で勝利しなくては完全勝利とは言えないだろう(笑)。

つまり今回も勝利宣言はおあずけ。

ノルマに届かなかった

吉田康雄

「マジですかー(涙)」

マジもマジ、大マジだよ。確かに吉田はよくやってたけど、スタート前に自分が設定したノルマに届かなかったよね?

吉田康雄

「はい。実はそうなんです。休日や大会などの混雑時で30枚前後がトップ争いと聞いていたので、平日ならその倍は釣らないとダメかなと思って自分のなかでのノルマを60枚にしたのですが結局10枚届かずでした」

それに正確には羽鳥氏は吉田より20分も前に納竿している。つまりもし同じ時間に納竿していたらあと数枚は追釣していた可能性もあるわけだ。

吉田康雄

「そうなんです。なので関口さんに言われるまでもなく、ボクのなかでは今回もやっちまったなぁって感じなんです」

まあ、そんなに落ち込むこともないだろう。総重量ではともかく、枚数で圧倒していたのは確かなんだから。

中央付近で絞る羽鳥氏(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

ところでこうなると羽鳥氏のタックルが気にならない?

吉田康雄

「はい。大いに気になります」

でしょ!なのでさっきちょこっとインタビューしておいたから、吉田には悪いけど先に同氏の釣り方を公開させてもらうよ。いいかな?

吉田康雄

「いいとも!(古ッ)」

常連のタックル紹介

ポイントは下ハリスが90cmと異様に長いことと、食わせに力玉ハードLを使用していることの2点。もちろんバラケブレンドも重要なのは当然だが、羽鳥氏はそのバラケをかなり大きめにハリ付けして打ち込んでいた。

段底タックル(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

吉田康雄

「上ハリスが15cmと言うのも何気にキーポイントかもしれませんよ。おそらくですが吉森さんの場合、竿7尺の段底だと下ハリスはほぼマックスに近いので、これ以上伸ばせないはずなんです。取り込みもしにくくなりますしね。なので必要なら上ハリスを調整しているはずなんです。たとえば20cmにするとか逆に10cmにして段差を広げるとか。インタビューの時、そのように話されていませんでしたか?」

鋭いね!まさに同じことを言われてたよ。

吉田康雄

「ですよね。横目で見ていても、そんな気がしたんです。まあいずれにしても吉森の常連さんは段底をやり慣れているので、同じ土俵で勝負するのはハードルが高いと思っていたんですよ」

ゆえにメーターセットを選択したのね?

吉田康雄

「はい。幸いにも今回はうまくハマってくれましたが、やはり型では勝負になりませんでした」

では、次回以降は吉田の釣りに着目させてもらうから、解説をよろしく頼むよ。

吉田康雄

「お任せ下さい!って関口さん、セットの釣りわかりますか?(笑)」

そこが問題なんだ。

次回も「吉森HCで竿頭を獲るぞ!」です。

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2025年3月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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