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念願の夢である“猫との添い寝”が叶った瞬間【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました

ねこのきもちWEB

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

肌寒くなってきた朝方…といえば…??


念願の夢である“猫との添い寝”が叶った瞬間【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました


寝苦しかった夏が終わり、最近は朝方少し冷え込むことも多くなってきたこの季節。
猫飼いにとって、猫と一緒に過ごせる時間が増える絶好の季節です!

夏は若干距離があった猫さんも、膝にのってきたり、ソファに腰かけるとそっと寄り添ってきたり。
猫との距離で秋を感じる…そんな飼い主さんも多いと思います。

我が家にもそんな秋がやってきた証拠に、夏は寝室に来てくれなかったたまちゃんが、朝方だけ寝室に入ってくるようになったではありませんか!
あの、たまちゃんが…!!

人間嫌いの我が家のたまちゃんは、撫でられるどころか、触られることすらも嫌いな性格。
ですが、この日の朝は何故かおかーさんのすぐそばでスヤスヤ寝ているたまちゃんの姿が…。
さらには撫でても一切動じないではありませんか…

『長年お世話していたらこんな日がくるもんだなぁ』なんて、ウトウトしながらちょっぴり感動しちゃったおかーさん。

でも、撫で続けているとある異変に気づきます。

それにしても大人しすぎない!? 改めてよく見ると…


念願の夢である“猫との添い寝”が叶った瞬間【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました


よくよく考えると、人嫌いのたまちゃんがこんなにおとなしく撫でられ続けているのはおかしい…!?

そう思って、寝起きでまだ眠い目をこじ開け、たまちゃんの姿を確認しました。
もしかしたら、こんなに大人しいのは具合が悪いせいかもしれないじゃないですか…!!

はい……手元を見てみると…たまちゃんと思っていたのは毛布でした…。

毛布…。
ふかふかで手触りのよい、毛布……。

イマジナリーたまちゃん!!!


念願の夢である“猫との添い寝”が叶った瞬間【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました


ちなみにこの勘違い、私は年に何回もやってしまいます…
これが、強い願望がみせる幻…

たまちゃんがいつか、撫でられるの好きになってくれるといいなぁ〜〜!!(切実)
そして一緒に寝てくれないかな~~~!!!

本日のたまちゃんの一言


本日のたまちゃんの一言


俺を撫でまくろうなんて10年早いわ

tamtam プロフィール


動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111

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