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少年忍者の北川拓実&小田将聖がW主演 生歌やダンス、マルチエンディングもある舞台『君のクイズ』が開幕

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舞台『君のクイズ』

2025年4月3日(木)IMM THEATERにて開幕した、舞台『君のクイズ』のゲネプロ・囲み取材の模様が公開されたので紹介する。

少年忍者の北川拓実&小田将聖がW主演を務める舞台『君のクイズ』が、2025年4月3日(木)に東京・IMM THEATERにて開幕。初日に先駆け、ゲネプロ及び囲み取材が報道陣に公開された。

今注目されている作家・小川哲による小説『君のクイズ』を初めて舞台化した本作。生放送のクイズ番組『Q1グランプリ』決勝戦で、三島玲央(北川)は、対戦相手・本庄絆(小田)が問が読まれる前に正解するという不可解な事態に遭遇する。真相を求めるために決勝戦のクイズを振り返る三島。そのうち、本庄の秘密やクイズ、裏に隠された人間模様や驚きの事実が明らかになっていく——。

ゲネプロ後、三島役の北川と本庄役の小田が囲み取材に出席。開幕を控えた心境として、北川は「ついに始まったかっていう。稽古は順調で、今日までがあっという間に感じて、すごくワクワクしています。舞台化が初めての作品なので、(原作を)舞台版に落とし込んで、皆さんに楽しんでいただけるように、そして愛してもらえる作品にできるように、頑張っていきたいと思います」と気合い充分。小田は「稽古を経て、お客様にようやくお見せできるワクワクを感じています。皆さんの期待を超えられるようなパフォーマンスや演技をしていきたいと思います。本番、頑張ります!」と意気込んだ。

今回は、少年忍者としてともに活動しているメンバー2人のW主演。北川は「W主演は初めて。同じメンバーで舞台を作り上げることができるのはすごく心強いですし、安心感があります。すごく支えになっています」と語った。「将聖は主演が初めてだもんね」と北川に声をかけられた小田は「右も左もわからないんですが」と謙遜しつつ、「同じメンバーの拓実君と(W主演が)できて、とても心強く思っています」と、思いは北川と共通している様子。北川の存在が「ありがたいです」と打ち明ける小田に、「良かったです」と北川がほほ笑むひと幕も見られた。
座長としての役割分担を問われると、小田が見どころのひとつでもあるパフォーマンスについて言及。「拓実君は歌が好きで得意なので、パフォーマンスでは歌担当。僕はアクロバットができるので、アクロバット担当です」と小田が語る通り、劇中には2人の生歌とダンスが堪能できるシーンも! 「アクロバット、やってたもんね」(北川)、「はい、宙返りをさせていただいています」(小田)。小田のアクロバットも見逃せないポイントだ。

北川は「将聖は緊張しぃだから、稽古場でいつも緊張してるんですよ」と稽古場でのエピソードを披露。「稽古場の通し稽古からずっとガチガチになっちゃってて。『どうしたの?』って聞いたら、『緊張しちゃって…』って(笑)。ずっと焦ってるから、それを見てると面白いですね」という北川の暴露(!?)に、「ふふふ(笑)」と照れ笑いを見せる小田だった。一方、北川は自分自身を「チョコを食べる係」と表現。「(役柄的に)頭を巡らせないといけないので、糖分が必要で。チョコを食べまくるというのを、稽古からやってました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

ふたりの生歌やダンスなど、たくさんある見どころの中で、特に注目して欲しいポイントを訊かれた2人。まず北川は「今回の舞台版だとマルチエンディングがあるということで。内容自体は、ぜひ皆さんにお越しいただいて、確かめていただきたいんですけど、マルチエンディングに歌、ダンスと盛りだくさんなので、いろいろな形で楽しめるのがポイントです」と力強く語った。小田は、自身が演じる本庄の予想外の展開をアピール。「驚きを覚えて欲しい」という小田に、北川も「本庄はカッコいいセリフが多いから、普段とのギャップを見せられるといいよね」と賛同していた。

本作で2人が演じる三島と本庄はクイズ王ということで、クイズは得意か尋ねられると「不得意です!」(北川)、「苦手です(笑)」(小田)と即答。小田は「いろいろなクイズプレイヤーの方を見て、まずボタンの押し方とか、形から入りました(笑)」と役作りの秘話(?)を語り、早押しクイズに挑戦する機会もあったという北川は「ボタンに手をかけること自体忘れてました(笑)」と打ち明けた。今後のクイズ挑戦について「それはちょっと…(笑)」と言葉を濁す北川。「頭が追いつかない」(北川)、「難しいし、これから知識をもっと増やすってなると、う~ん…って感じです(笑)」(小田)。2人の競技クイズが見られるのは、本作が最後の機会かもしれない!?
最後に、公演を楽しみにしている観客へメッセージ。小田は「僕はいつも元気な感じなんですけど、本庄は冷静で頭の良い雰囲気。そのギャップを見せて、皆さんの期待を超えていくような作品にしたいです」と改めて意気込みを。北川は「本庄の“ゼロ文字押し”の謎を三島が解いていく作品。皆さんを巻き込んで、皆さんと(謎を)解き明かしながら、この作品を盛り上げていけたらな、と思っています」と熱を込めて語った。

原作の知的興奮とエモーショナルな魅力をそのままに、生歌やダンス、マルチエンディングといった舞台ならではのエンターテイメント性が加えられた本作。要所要所にクイズの雑学やテクニックが盛り込まれているのもポイントだ。クイズの世界に飛び込み、登場人物たちのアツい思いを、ぜひ劇場で体感して欲しい。

レポート:豊泉彩乃   撮影:大塚浩史

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