自然美を写真で表現 フォトコン受賞作品展示
イメージングギャラリー・グリーム(港北区日吉2の2の14)で3月23日(日)まで、「IGGネイチャーフォトコンテスト2024」の受賞作品を展示している。主催は、同ギャラリーを構える写真家の瀬尾拓慶さん。
同コンテストは、自然風景の探究や自然が織りなす美しい光景の作品を追求する人の応援と発掘を目的としている。これまでは18歳以上を対象としていたが、3回目となる今回は、「若い世代の発掘や写真の楽しさを知ってもらおうと、キッズ部門(小学生)、ティーンズ部門(11歳から17歳)が設立された。
約200人から作品が寄せられ20人が入賞した。一般部門は5枚1組で、ほか2部門は1枚ずつの応募。「どれだけ世界観が練り込まれているか」に焦点を当てて受賞作品が選ばれた。優秀賞を受賞した薄井竜雅さん(25)は、栃木県日光市付近の自然を撮影。「淡い光の優しい雰囲気の作品や冬の危なげな雰囲気の二面性を1年間かけて作り上げた」と話した。
瀬尾さんは、「受賞者同士、応募者同士など、フォトグラファーをつなげるコミュニティにしたい。最終的には世界的なコンテストになれば」と目標を語った。来年度も開催予定。