「川崎100周年ワイン」に舌鼓 MATSUさんも乾杯
「かわさきワインサミット」が2月1日、麻生市民館で開催され、市制100周年を記念して学生らの手で造られたスパークリングワインの完成報告が行われた。
このイベントは、NPO法人岡上アグリ・リゾート(麻生区岡上/山田貢代表理事)が中心となって進めてきた「麻生区の大学間連携による『川崎市市制100th記念』岡上プロジェクト」の一環。取り組みは麻生区市民提案型協働事業に採択されており、和光大学、明治大学、田園調布学園大学、昭和音楽大学が協力。川崎市産のブドウを使用して、市内唯一のワイナリーがある岡上で、ワイン造りを行ってきた。
「サミット」当日はプロジェクトの関係者や地域住民100人ほどが参加。各大学の学生による取り組みの説明、成果の発表、今後の展望などに耳を傾けた。
その後はいよいよ記念ワインの試飲。特別ゲストとして、川崎市市民文化大使で、記念ワインのブドウの収穫にも携わったEXILEの松本利夫(MATSU)さんが登場し、乾杯の音頭をとった。松本さんは「淡い感じがしておいしい」と笑みを浮かべた。山田代表は「ワインを機に川崎で農業ができること、自然があることを、麻生から発信したい」と語った。