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【小野】「コードファーム175」イチゴ狩りやカフェで“グランプリ受賞のイチゴ”を堪能して♪

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【小野】「コードファーム175」イチゴ狩りやカフェで“グランプリ受賞のイチゴ”を堪能して♪

小野市屈指の観光スポット「ひまわりの丘公園」から車で西へ約3分。イチゴ、サツマイモ、カボチャを栽培する農園「chord farm 175(コードファームイチナナゴ)」があります。中でも力を入れているイチゴは、「食べチョクいちごグランプリ2025」で約100軒の農家の中から、”総合大賞”を含む3冠を獲得した実力!イチゴ狩りやイチゴの直売はもちろん、併設のカフェでは、キュートな猫雑貨に囲まれながら、自慢のイチゴを使ったスイーツやドリンク、ランチメニューが楽しめますよ♪

・「chord farm 175(コードファームイチナナゴ)」

ヒマワリとコスモスの名所として名を馳せ、西日本最大級の広さを誇る遊具広場「ひまわりの丘公園」。そこから西へ車で3分ほどまっすぐ進んだところに、田畑に囲まれるようにして「chord farm 175(コードファームイチナナゴ)」があります。
同園は「小野うまいもんブランド」に認定されているイチゴをはじめ、サツマイモ、カボチャを栽培する農園。一際目立つ黒のスタイリッシュな建物は、自社の農作物をふんだんに使ったグルメやスイーツを提供するカフェです。
外には子どもやペットが遊べるちょっとした広場もあり、地元の人はもちろん、観光の合間に立ち寄る人でにぎわっています。

カフェの西側には直売所を構え、同園が手塩にかけて育てている農作物を販売しています。

直売所のすぐ隣に建つビニールハウスは、広さ約2,000平方メートルを誇るイチゴの栽培所。これは一般的なサッカー場の半分くらいの広さで、ほかにもハウスを完備しているというから驚きです。

・“総合大賞”に輝いた最高級のイチゴ

ハウスの中に入ると、イチゴのあま〜い香りがお出迎え。同園では定番の「紅ほっぺ」をはじめ、兵庫県発祥の「やよいひめ」、新品種で全国的にも栽培株が少ない「おいCベリー」、「ベリーポップ春日」、「ベリーポップ涼」、このほか「よつぼし」、「とちおとめ」、「さつまおとめ」、「ほしうらら」、「スターナイト」、「みくのか」、「恋みのり」の全12種品種を育てています。イチゴ狩りでは、この中から5〜7品種の食べ比べが可能です。

一括りに「イチゴ」と言っても、メロンのような香りが魅力の「やよいひめ」や、はたまた桃のような香りが特徴の「さつまおとめ」など個性豊か。「お客さんに品種ごとの味や香りの違いを楽しんでほしい」との思いで、年々栽培品種が増えていったそう。
2025年2月に開催された「食べチョクいちごグランプリ2025」では、同園の「ほしうらら」が「さわやかな甘み部門」と「パッケージ部門」で金賞を受賞し、見事“総合大賞”を獲得。約100軒の農家の中から、No.1に輝きました。

イチゴの種類の豊富さはさることながら、その大きさも目を見張るものばかり。過去にはなんと200g超えのイチゴが採れたこともあったとか。元々贈答用のイチゴを専門に栽培していたということもあり、トップシーズン中は大人の拳ほどもある大きなイチゴがあちこちに実っています。

甘みがピークを迎える2月には、イチゴの糖度は20度を上回り、メロンを超える甘さになるんだとか。「イチゴは酸っぱいから苦手」という子どもも、「ここの農園なら」と毎年イチゴ狩りに来てくれるそう。
3月以降も品種を問わず、糖度は18〜20度前後と、一般的なイチゴの2倍の糖度をキープ。実が大きくなっても糖度は変わらず、水っぽくならないのも同園の強みです。

「栽培のこだわりはなんといっても“土”ですね」と語る農園長。肥料は自然由来のものを主体とし、納豆菌や酵母菌、菌根菌、海藻肥料、魚粉肥料、酒粕などあらゆるものを試しながら、毎年改良を続けているそう。
さらに、同園ならではの取り組みが、赤ワインをイチゴの葉や土に散布すること。こうすることでワインに含まれるポリフェノールが土の中の菌を育て、イチゴの香りがぐっと強くなるのだとか。散布するワインは清涼な地下水で薄め、アルコールは気化しているため、子どもも安心してイチゴを味わうことができます。

イチゴの知識を身につけ、 そのおいしさや楽しさを理解し伝える「いちごソムリエ」の資格も持つ農園長の馬本さん。イチゴ狩りで一番食べごろのイチゴを見つけたいときは、ぜひ気軽に声をかけてみて。

・イチゴ狩りの営業期間・料金を紹介!レディース・シニア割も

例年1月中旬〜GWごろまでは、イチゴ狩りが体験できます。2025年はイチゴのコンテストに出場する関係で、2月8日(土)からスタートとなります。
空きがあれば当日受付も可能ですが、基本は予約がベター。水曜日はレディース割、木曜日はシニア割(60歳以上が対象)で大人1人につき500円割引とちょっぴりお得に。プランの詳細は公式HPをチェックして。
<開園期間>
2025年2月8日(土)~5月中旬ごろまで
◇食べ放題プラン①◇
最大5品種30分間食べ放題
10:00〜、11:00~、13:00~、14:00~の4部制(各部15分前集合)

大人(中学生以上)
小学生
幼稚園児
3歳未満
3,500円
2,500円
2,000円
無料

◇食べ放題プラン②◇
最大7品種30分間食べ放題
10:00〜、11:00~、13:00~、14:00~の4部制(各部15分前集合)

大人(中学生以上)
小学生
幼稚園児
3歳未満
5,000円
4,000円
3,500円
無料

・直売所では1パックから贈答用の箱入イチゴまで購入可能

イチゴのショートケーキを連想させるかわいらしい内装の直売所。イチゴやネコのぬいぐるみがあちこちに並び、ポップな雰囲気を醸し出しています。ぬいぐるみは子どもたちに大人気で、購入も可能です。

イチゴは1パックからもちろん、贈答用の化粧箱入り商品も前日までの事前予約制で購入可能です。販売・受取時間は10:00〜15:00。パック売りがお目当ての人は午前中の来店がおすすめです。

贈答用は大きさやツヤ、形、糖度など厳しい基準をクリアしたプレミアムなイチゴのみを厳選。
大容量の18粒入り(3,000円)から、15粒入り(4,000円)、12粒入り(4,500円)、9粒入り(6,000円)、最高ランクの3粒×4パック入り(10,000円)をそろえています。※郵送代が別途かかります

持ち運びに便利で、手土産用にぴったりのパッケージもスタンバイ。イチゴ2パック入りの『いちごパッケージ』(2,000円)と『猫パッケージ』(3,000円)が用意されています。

今後は直売所内でもテイクアウト商品を楽しめるよう、イートインスペースを設ける予定だそう。

・併設のカフェではイチゴスイーツやドリンクを♪

併設のカフェ「neko de’ himawari(ネコデヒマワリ)」では、自慢のイチゴが主役のスイーツやドリンクはもちろん、自家栽培の新鮮野菜を使ったランチを楽しむことができます。
冷暖房完備のテラスにはソファ席を完備していて、子ども連れやペット連れも周りに気を使わず食事ができるのもポイント!

『ネコデいちごパフェ(白猫すず)』1,200円
1月29日(水)から登場し、SNSで話題を集めている『ネコデいちごパフェ』は、白猫すずと黒猫ナイトの2バージョンがラインアップ。
たっぷりの朝採れイチゴに、自家製のクッキー、お魚型のチョコクッキー、猫ちゃんに扮(ふん)したバニラアイスなど、“かわいい”がぎゅっと詰まった一品です。

「ひまわりの丘公園」や西日本最大級の桜並木「おの桜づつみ回廊」など、観光スポットが充実している小野市。小野に遊びに来た際は、食事や買い物、イチゴ狩りが楽しめる観光農園「chord farm 175」へ立ち寄ってみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

chord farm 175(コードファームイチナナゴ)

所在地

兵庫県小野市広渡町652

電話番号

0794-70-7051

営業時間

イチゴ狩り/9:30~16:00(最終受付14:00)
直売所/10:00~15:00
カフェ/10:00~15:00(L.O.14:30)

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