【ウイスキー教養】創業200周年を迎える木内酒造!歴史を紡ぐウイスキー
2023年で創業200周年という節目の年を迎えた木内酒造は、地域に根ざした酒造りを大切にしており、茨城県産の原材料にこだわりながら、日本酒や焼酎、ビールなど幅広く酒造りをするなか、最近はウイスキーづくりも行っています。
今回は木内酒造についてご紹介いたします!
【写真】木村酒造(全8枚)
1.木内酒造とは
創業200周年を誇る歴史ある木内酒造は、1823年に茨城県那珂市にて誕生しました。地域に根ざした酒造りを大切にしており、茨城県産の原材料にこだわりながら、多彩な商品を提供しています。清酒の「菊盛」や焼酎の「米焼酎 木内」、そして「常陸野ネストビール」は数々の品評会で高い評価を受けています。そして2016年からはウイスキーづくりに挑戦し、2020年より八郷蒸溜所にてウイスキーづくりを本格始動させました。「日本でしかつくれないウイスキーをつくる」と言う想いを込めた、「日の丸ウイスキー」 を販売しています。
2.八郷蒸溜所の展望
創業200周年を迎えた木内酒造の取り組み
木内酒造では、200周年を記念したお酒やウイスキーの新商品を発売する他に、PRとして観光事業にも取り組んでいます。自社でバー併設のバスを購入し、東京駅から出発し石岡と那珂市に来てビール工場、清酒工場、蒸溜所を回るツアーを開催しています。
八郷蒸溜所の将来
木内酒造は、「これまでのウイスキーの概念を変えてくれるウイスキーに出会うということがクラフトウイスキーを飲む楽しみという考え」から、自らがそのようなウイスキーをつくりたいと思っています。そこで八郷蒸溜所は、第2の蒸溜所の建設に取り組んでいきたいと考えているそうです。1つの蒸溜所からでは製造する原酒の量が限られているため、新たな蒸溜所を建設し、原酒のバラエティを増やすことを目標としています。
長い歴史を誇る木内酒造のさらなる活動に注目してください!