力を抜いて手首がスムーズに使えるようになるドリル「ゴムティー往復ビンタ」とは!?【グリップを直すだけでゴルフが変わる/松吉信】
ゴムティー往復ビンタ
このドリルは、ボールが乗っていない、固定された状態のゴムティーを使います。
まずは手首を使ってクラブヘッドを左右に振りましょう。その動きのなかで、クラブヘッドの通り道に設置したゴムティーを行き帰り連続で叩きます。
このとき余計な力が入ったり、腕やヒジなど手首以外を動かしてしまうと、特にフォローからバックスイングに戻るときにヘッドの背面でゴムティーを叩けません。力を抜いて手首をしっかりと折り、広い可動域を保つことでスムーズに叩くことができるようになります。
5往復を1セットとして、一度の練習で3セットが目安となります。手首が疲れた状態で取り組んでも効果は得られませんし、手首を痛めたり、腱鞘炎(けんしょうえん)になったりする恐れがありますので、やりすぎには十分に注意しましょう。
ゴムティー往復ビンタ
グリップエンドが左右にブレないように気をつけ、手首のコックによってクラブを往復させること。リズムよく叩けるようになると、ついつい連続してやってしまいがちだが、オーバーワークは手首を痛める原因になるので注意!
【出典】『グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える』著:松吉信