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夫婦は簡単に表現できない複雑で不思議な関係性ですよね。家族になるということは「好き」という恋愛感情だけでなく、家族愛や信頼、我慢や忍耐などいろいろな感情で上手にやっていかなければ長続きはしないものです。そんななかママスタコミュニティには、夫婦にまつわるこんな投稿がありました。

『夫婦は合わせ鏡だってよく言われるじゃん？　みんなはどう？　納得？』

「夫婦は合わせ鏡」の意味としてよく言われるのが、「夫婦は鏡なので相手は自分の悪い所も映し出す」ということ。相手を通して自分を見ているため、たとえば相手が自分にしてくる態度は、自分が相手にしている態度ということでもあります。この「夫婦は合わせ鏡」という言葉を普段の夫婦生活で感じることがあるかどうかを、投稿者さんはママたちに尋ねていました。

相手の欠点は自分の欠点かも。だからこそ自分を見つめ直して夫婦で成長しよう

『夫や妻の欠点は実は自分の欠点でもある可能性があるから、自分を見つめ直し、夫婦で成長していきましょうという意味と思っている』

『合わせ鏡じゃない夫婦は、離婚か別居状態よね。鏡も割れて夫婦関係も破綻している』

「夫婦は合わせ鏡」という言葉について詳しく掘り下げてくれるママたちもいました。たとえばこちらが旦那さんに冷たい態度を取ると、旦那さんもまたママに冷たい態度を取ることがあるでしょう。自分が相手にしたことは相手から自分もされる。相手を大切にすれば相手からも大切にしてもらえる。だからこそ相手を大切にしていきましょう。そんな意味合いが「夫婦は合わせ鏡」という言葉には含まれています。そして「夫婦は合わせ鏡」の精神をモットーに、お互いがお互いを思いやることで夫婦はうまくいくのではないでしょうか。そしてそれができなければ夫婦関係も破綻してしまうというのは納得かもしれませんね。

「夫婦は合わせ鏡」は結局「夫婦は似た者同士」でもある？

『確かにそうかも。ある程度価値観とか生活環境とか同じじゃないと上手くいかないよね』

『同じレベルじゃないと惹き合わないもんね。特に最低って訳でもなく、よくある男女の違い程度の話で延々と旦那の愚痴を言う友達に「まあ夫婦って鏡って言うじゃん？」って言ったら黙っちゃった』

「夫婦は合わせ鏡」という言葉について「夫婦は似た者同士」という意味でもあると捉えていたママたちがいました。考え方や価値観、欠点が同じで似た者同士だから惹かれ合うという状況であれば、たしかにその通りかもしれません。旦那さんにイライラしたときに「私もこの人と同じレベルの人間なんだ」と思うことでグっと我慢することができるというママもいるでしょう。

「旦那は自分と違った、おかげで成長できた！」と実感している人たちも

『私はもともとまともな人間じゃなかったんだけど。旦那がまともだから、まともになれたのかな？』

『流石に優しくされたら優しい気持ちになるよね。私は性格ヤバいくらい極悪なのに旦那は大人しくて文句も言わない。旦那悪くないのに喧嘩しても謝ってくる。愛されてるんだなー、結局私って。だから最近は言葉も気をつけるようになった、私も成長したわ』

特に距離感が近い旦那さんに対しては、どうしても攻撃的になったり相手より優位に立とうとしたりしてしまうこともあるでしょう。しかし上手くいっている夫婦ほどそうしたことはせず、相手を通して自分の悪いところを自覚できているのかもしれません。ママたちからは「まともな旦那のおかげで、私もまともになれた」、「愛情が伝わるから自分も愛情を返そうという気持ちになっている」というコメントも寄せられていました。旦那さんが自分に優しく接してくれて、喧嘩のときにもこちらに歩み寄ってくれる態度を取ってくれたことで自分自身も旦那さんに同じような行動をしようとしているのでしょう。

『「絶対私は旦那よりまともな人間のはず」って思うけど、そんなこと考える人間のほうがまともじゃないなって悔い改めるようにしてる』

また旦那さんを見下している自分に気付いたときには「こんなことを考える私のほうが最低だ」と自分を見つめ直しているママもいました.

『最終的には似た者夫婦になるってことだよね』

旦那さんの嫌な部分や欠点を見てイライラするというのは一見ネガティブなことですが、「自分にもこういうところがあるかも」と反省して、自分自身を変えていくというポジティブな方向に捉えることもできますよね。

旦那さんが優しいから夫婦関係がうまくいくのではなく、その優しさをママが旦那さんにも返してあげるからうまくいく。逆もしかり。そんなふうに夫婦がお互いが考えられると、関係は円滑になっていくのでしょう。みなさんは旦那さんとの関係について「夫婦は合わせ鏡」だと思いますか？