神奈川区商店街 公式キャラが誕生 ネコの「かごにゃん」
ネコをモチーフにした神奈川区商店街キャラクター「かごにゃん」が1月末に誕生した。区役所および区内の商店街や商店街加盟店舗で今後活用される予定で、各商店街グッズのデザインに使うことも可能だという。
区役所によると、かごにゃんは買い物かごに入っているネコの妖精。「このまちの人たちの思いやりが大好きで、商店街に住んでいる」といい、神奈川区と同い年。手にしたハートで「少しのお小遣いでも、みんなと触れ合ってエンジョイできるよ♪幸せ♡」と伝えている。
「充電旅」ロゴ作者がデザイン
キャラクターデザインを担当したのは、版画家の宇田川新聞さん。宇田川さんは、神奈川区出身の出川哲朗さんが出演しているテレビ東京の番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の番組ロゴマークなどを手掛けている。
2月に発行された区役所の冊子「神奈川区商店街と花MAP」の表紙に既に使われており、これが正式デビュー。冊子は区内商店街や区民利用施設などで配布されており、区内18の商店街と12の花スポットが紹介されている。
かめ太郎との違いは
ところで神奈川区のキャラクターといえば「かめ太郎」。浦島太郎伝説にちなんで1983年に誕生した神奈川区マスコット界の大先輩だが、区の規定では商業利用は不可とされている。そのため各店舗でも使えるキャラクターとして、かごにゃんが誕生した。使用には区役所への申請が必要となるが、「イラスト入りグッズや『かごにゃんまんじゅう』などの販売も可能なので、各商店街や店舗で使ってほしい」と地域振興課の担当者は説明する。
作成に関わった神奈川区商店街連合会の石川清貴会長は「これから愛着を持って使っていければ」と話した。