Yahoo! JAPAN

横浜商業高校 ルワンダの生徒と交流 30人がオンライン通じて

タウンニュース

画面越しで交流する生徒たち

市立横浜商業高等学校=南区南太田=の国際学科に所属する生徒11人(高1〜高3)が5月13日、ルワンダ共和国のムハンガ教員養成校の同世代の生徒19人とオンラインを通じて交流をした。

この取り組みは、今年8月に開催されるアフリカ開発会議に向けて横浜市が独立行政法人国際協力機構(JICA)と、世界の子どもたちをつなぎ学び合う場を提供するNPO法人Forum2050(戸田隆夫代表)の2者と連携し企画したもの。市はアフリカとの交流から、次世代を担う若者の異文化理解と多様性の尊重などの学びへとつなげる狙いがある。

使用言語は英語

同校には国際学科があり、海外研修旅行や国際交流などの学習機会が豊富なことから市は、実践先として選定した。当日は、Forum2050の戸田代表がファシリテーターを務め、ルワンダの現地で活動するJICA職員の協力のもと、使用言語は全て英語で実施された。

両校とも生徒は有志で参加。横浜商業2年生・永畑陽音さんは「授業の一環でケニアを訪れたことがあり、今回ルワンダの同世代と交流できる機会があると聞き、もっとアフリカを知りたいと思い参加した」と話す。

生徒たちはホワイトボードに映し出されたお互いの表情を確認しながら、日本とルワンダに共通していることを探したり、自分たちの夢を語り質問し合うなど、2時間かけて対話した。同校3年生・木村莉菜さんは「未来に向け教育を良くしたいという想いをシェアしたら、ルワンダの皆さんが賛同してくれたのが嬉しかった」と満足気な表情で語った。

【関連記事】

おすすめの記事