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視覚障害 触って理解を 百合丘高校で講演会

タウンニュース

3D模型の説明をする元木教授(右)と、生徒たち

県立百合丘高校(多摩区)の図書館で1月22日、同校生徒を対象に、視覚障害についての講演会が行われた。

講師を務めたのは、障害者サービスを専門とする鶴見大学の元木章博教授。横浜市内の学校で定期的に講演会を実施している。元木教授が百合丘高校の卒業生だったことから、企画が実現した。同校司書の横山詩乃さんは「これを機に興味を広げ、視覚障害を分かろうとする気持ちを持ってほしい」とねらいを語る。

当日、館内には点字図書や、視覚障害者が物体の形を捉えらえるよう3Dで作られた模型が並んだ。生徒たちは説明を聞きながら、実際に手に取り理解を深めた。元木教授は「『百聞は一触に如かず』。視覚障害者に情報をどう伝えるか、考えるきっかけになれば」と生徒に伝えた。

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