立山町の新しい遊び場【防災児童館 アカリエ】3/23~ 屋外遊具がついにデビュー
あたたかくなってくると子供と一緒に外で遊ぶ機会が増えます。でも北陸の天気は変わりやすく、突然の雨で外遊びが中止に…なんてことも少なくありません。そんなときに便利なのが、屋外にも屋内にも遊具がある遊び場です。
富山県立山町に2025年1月にオープンした防災児童館複合施設「アカリエ」。防災施設を兼ねた大きな施設には、立山の雄大な自然をイメージしたアスレチックやネット遊具が設置され、雨天や積雪時にも屋内でのびのびと子供を遊ばせることができます。
そんな「アカリエ」の屋外遊具が、いよいよ3月23日(日)の午後から使用できるようになります。晴れでも雨でも、遊びや交流を通じて子供が大きな成長を得られるスポットになりそうです。
アカリエの屋外遊具
立山町役場の敷地内にある防災児童館複合施設は、万が一の時に町の防災を担う「防災センター」と平時に児童館の役割を担う「こどもホーム」が合体した施設として、2025年1月にオープンしました。
▼アカリエについてはこちら
冬季のオープンということで、これまで屋内の遊具やホールが先行して利用されてきましたが、3月23日(日)からはいよいよ屋外広場の利用もできるようになります。
屋外は、児童向けの「アカリエひろば」と未就学の乳幼児向けの「にじいろひろば」の2エリアにわかれています。体力や筋力に自信がない小さな子供でも安心して遊べるように工夫されています。
黒部ダムや立山ロープウェイをイメージした遊具も「アカリエひろば」
児童向けの「アカリエひろば」には、大きな複合遊具が設けられています。
大小のユニークなすべり台やのぼり棒、ふわふわトランポリンなど、子供たちの冒険心やチャレンジ精神を刺激するダイナミックな遊びがたくさんできるようになっています。
一方で、アスレチックが苦手な子供でも、階段を使えば最上段のデッキまで簡単にたどりつけるようになっていて、みんなが誰とでも一緒に遊べるようにユニバーサルデザインを取り入れています。
そして、遊具をよ~く見てみると、どこかで見たことのある色使いや形が。
立山黒部アルペンルートの大観峰と黒部平を結ぶロープウェイや、巨大な雪の壁として知られる「雪の大谷」、堰堤の高さが日本一を誇る「黒部ダム」などをイメージしたデザインがあちらこちらに散りばめられています。親子でぜひ探してみてください。
インクルーシブ要素がいっぱい「にじいろひろば」
もうひとつの「にじいろひろば」、未就学児を対象にしたエリアには、一見普通に見える遊具が設置されていますが、障害の有無や効き腕、性別などにかかわらず楽しめるよう、さまざまなインクルーシブ要素が取り入れられています。
ハンモックやパネルの両側からパーツを動かして遊べる「パネルプレイ」、背もたれがついたブランコなど、年齢や体格、ハンディキャップなどを気にせず誰でも遊具で遊ぶことができます。
また、防災井戸を活用した水遊び場は、防災児童館ならではスポット。日ごろから使い慣れていると、万が一の災害のときも安心ですね。
遊具のそばには屋根付きベンチもあって、保護者はひと休みしながら子供たちの様子を見守ることができますよ。
雨風や低温・猛暑のときは屋内へ
雨や雪、寒い日、暑すぎる日は、屋内施設の遊び場が安心。アカリエの室内にも北アルプスの立山連峰や山小屋をイメージした遊具があります。
万が一の際には防災活動や避難に用いられる施設のため、屋内スペースの広さは十分にとられ、頑丈な作りと快適な居住性が保たれています。
天井には立山の雲海をイメージしたネット遊具。
ボールプールや迷路、すべり台など、いろんな遊びを楽しめます。
黒板や音の鳴るクッションなど、ネット遊具が苦手な子供でも遊べるスペースや、乳幼児室、図書コーナー、授乳室、親子トイレなども完備されています。
アカリエホール(多目的ホール)には巨大なエアー遊具も
災害時に町の拠点避難所となるアカリエホール(多目的ホール)は、最大350人のホールとしてコンサートや講演などで使用することができます。
平常時は遊び場として開放され、卓球台(春~秋)やエアー遊具などを利用して遊ぶことができます。
アカリエ 施設概要
立山町防災児童館複合施設「アカリエ」
住 所:立山町前沢2385
開 館:こどもホーム(児童館)10:00~17:00、ネット遊具・アカリエホール9:00~18:00
閉 館:年末年始
駐車場:あり
電 話:076-463-0622(立山子育て支援センター)
【立山町防災児童館複合施設 アカリエ】
住所 富山県中新川郡立山町前沢2385番地
営業時間 ホール・屋内遊具9:00~18:00
こどもホーム10:00~17:00
※土・日・祝日はいずれも9:00~17:00