大口東総合病院 待合室でハンドセラピー HIMEMIKOとコラボ
地域のつながりで健康なまちづくりを。大口・神之木・入江を中心とする大神商店会で、会員同士が連携した新たな取り組みがスタートする。
大口東総合病院=入江=とHIMEMIKO=同=は4月1日(火)から、病院の待合室で無料のヒメミコハンドセラピーを定期開催する。ヒメミコハンドセラピーは、オリジナルのハンドクリームを使った独自のセラピー。商店会会長でもある小野寺知恵さんが提唱し、「『手』を通して癒しやケアをする、文字通り『手当て』を体現している」という。セラピストの養成にも力を入れ、現在は多くの受講生が県内外で活動している。
今回の取り組みのきっかけとなったのが、昨年11月に行われた商店会イベント「オオカミフェスタ」だ。同院もスタプラリー会場の一つとして参加。そこでの企画の一つとしてハンドセラピーを行った。多くの参加者からも好評で、新納憲司理事長も自ら体験。「病院を地域に開かれた身近な存在として感じてもらうことは大切。足を運ぶきっかけとしてまたやりたいと思った」と定期開催に至った。
スタートとなる4月1日を含め毎月第1・第3火曜日午前11時半〜午後2時に、同院待合室で開催される。セラピスト2人が常駐し、セラピーは1回約10分。「待ち時間にリラックスしたり、前向きに通院する助けになれば」と小野寺さんは期待する。セラピーだけでの来院もOK。「福祉・医療・未病ケアはこれからの地域の課題」と話し、「人と人、地域のつながりで、健康なまちづくりを進めていきたい」と思いを語った。
取り組みに関する問い合わせは、【携帯電話】080・5472・0123へ。