【家庭料理を「老舗割烹の知恵」で格上げ】「焼きのりときのこのパスタ」のレシピ
ちょっとした「プロのひと工夫」で、毎日の食卓は劇的に変わります! それを教えてくれるのが、福岡の人気老舗割烹「割烹よし田」の吉田泰三さん。ご自身が自宅で作る家庭料理をSNSで紹介したところ、「真似しやすいのに、本当においしくなる」と大きな話題になりました。吉田さんの著書『割烹よし田のかんたん家庭ごはん』(KADOKAWA)には、難しい技術は一切不要、簡単でシンプルな手順なのに、割烹料理のような「ひと手間かけたおいしさ」を味わえるヒントが詰まっています。少しの工夫で、いつもの料理がグンと格上げされる、まさに一生もののレシピばかり。ぜひこの機会に、ご自身の料理の腕をさらに磨いて、食卓を豊かにしてみませんか。
※本記事は吉田泰三著の書籍『割烹よし田のかんたん家庭ごはん』から一部抜粋・編集しました。
焼きのりときのこのパスタ
材料(2人前)
スパゲッティ(乾麺)... 200g
焼きのり(炙ってちぎる)... 5枚
舞茸... 1袋
しめじ... 1袋
エリンギ... 1本
オリーブ油... 大さじ2
にんにく(芯を取り、つぶす)... 2かけ
塩... 少々
黒胡椒... ふたつまみ
(A)しょう油... 小さじ2
(A)赤唐辛子(種を取り輪切り)... 1本
(A)バター...30g
大葉(千切り)... 5枚
つくり方
1.きのこ類はすべて石づきを取り、手でさく。
2.スパゲッティは、塩適量(分量外)を入れたたっぷりの湯で、表示時間通りにゆでる。ゆで汁は取っておく。
3.フライパンにオリーブ油、にんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらにんにくを取り出す。
4.3に1を入れて焼きつけるようにして炒め、塩、黒胡椒を振る。
5.きのこに焼き色がついたら、2のゆで汁150mlと、のりを加えて軽く煮詰める。
6.5に2とAを入れ、全体を手早く混ぜる。器に盛り、大葉をのせる。
割烹の知恵
のりは、軽く炙ると香りが立ちます。ガスコンロにのりをふわりと叩きつけるようにして一瞬火にふれさせるのがポイント。色もより深く鮮やかに。