【ヤバい】あの怪作ドリンクに新フレーバーが登場していた…だと? 「FRISK SPARKLING GRAPE」はヤバい(マジでヤバい)
嘘だろ……? ふと通りがかった自販機からただならぬ霊圧を感じて目を向けたら、見つけてしまった。「FRISK SPARKLING GRAPE」……!!!
昨年5月に登場し、大いに話題となった怪ドリンク「FRISK SPARKLING」に、新フレーバーが登場していたらしい。見つけた以上、飲むしかない。私は覚悟を決めた。
・FRISK SPARKLING
日本中を震撼させた初代「FRISK SPARKLING」についても、私がレビューしている。
恐るべきことに、SNSでは激ウマと激マズという究極的に乖離した感想をどちらも観測できるという、評価の分かれ方が凄まじいドリンクだ。
個人的には、戦後日本で最もキレてるドリンクのうちの1つに入るのではないかと思っている。
さて、問題はシレっと登場していたグレープ味だ。DyDo公式HPを見ると……4月16日以降、一部の自販機で順次発売だが、大々的には5月12日から発売するもよう。とりあえずそういうことらしい。
つまり私の出くわしたこの自販機は、だいぶ最速のタイプなのだろう。なお、本商品を告知するHPのタイトルには「新カテゴリー“冷感リフレッシュ飲料”」とある。
こんなに「新カテゴリー」って煽りが正しいことってあるんだな。初代の時点で一切ケチのつけようがないくらいに新しすぎるカテゴリーだったしな……。
DyDo的なグレープ版のウリには「新フレーバー「グレープ味」でマイルドな口当たりでありながら気分一新できる爽やかさ」というのがある。
なるほど……初代のノーマルフリスク味は、確かにだいぶヤバかった。しかしグレープ味なら適応できる人類も増えるかもしれない。なお、自販機では170円だった。
・グレープ
それではよく見ていこう。サイズや缶のデザインはおおむね初代と同じ。パープルが入ってグレープみを演出している。
「強刺激」「続く清涼感」とある。世の多くの「強刺激」は大体たいしたことが無いし、「続く〇〇」もたいして続かないものだ。しかし、少なくとも初代フリスクスパークリングの刺激の強さと、続く……いや、続きすぎると言ってもいい清涼感はマジモノだった。
そして相変わらずGABA配合によるストレスや疲労感の軽減をアピールしている。GABAに頼るな。お前を飲めば、恐らくGABAとか無関係にストレスや疲労感どころではなくなるというのを、人類はすでに初代を飲んで理解している。
なんせ食道から先の内臓をフリスク化されるとしか言いようのないあの感覚。何もかも吹き飛んで、フリスクと向き合うしかなくなるのだから。
開けると、けっこうグレープが香る。
炭酸は弱め。初代もそうだった。そう、こいつの言う「強刺激」は、炭酸によってもたらされるものではないのだ……。緊張が高まる。
色はこんな感じ。ファンタグレープみたいな色だ。
ではいこう。いざ……!!
……
……
……
……
……
ン゜ン゜ッ!!
あっ……あああっ!!! 声が、声がソプラノになる……。味は、少なくとも舌の上にある状態では、ほどよいグレープと、そこそこの清涼感。
怪作の新作は、やっぱり怪作だった。ヤバいって。これはヤバい。覚悟はしてたが、やっぱり内臓がグレープ味のフリスクになる。
マジでグレープみが食道から先でも感じられる不思議体験。ずっと続くグレープみのある清涼感。胃がグレープに涼しい。
人類には新しすぎるカテゴリー。みんなも飲むべき。共に新世界の幕開けを体感しよう。
参考リンク:ダイドードリンコ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.