「米まずい」発言で7月29日に三田市を訪問し直接謝罪へ 中川幹太上越市長
兵庫県三田市周辺の米について「まずい」などと発言した問題で、新潟県上越市の中川幹太市長は2025年7月29日に、三田市を訪問し、田村克也市長や農業関係者に直接謝罪する。三田市が24日、発表した。
《画像:中川幹太上越市長》
中川市長は7月1日と3日の公務の場で三田市周辺の米について「まずい」「おいしくない」などと発言し、7月7日に田村市長が「三田を侮辱する倫理観に欠けるものであり強い憤りを禁じ得ない」などとする抗議状を送付。中川市長は7月8日に田村市長に謝罪状を送り、7月9日の記者会見では「軽率で極めて不適切な発言だった」と撤回し、同日田村市長に電話で謝罪したが、田村市長は7月10日の会見で「受け入れられない」などと述べ、信頼回復策を求めていた。
三田市の発表によると、中川市長は7月29日、田村市長と面会し、三田市内の米づくりの現場を視察。JA兵庫六甲や三田米生産者代表ら農業者に直接謝罪した後、三田米を試食する予定だという。
一方、上越市では、渇水のため7月25日に中川市長を本部長とする対策本部が設置される予定だ。